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急な虚無感に襲われる
昨晩、地下鉄のホームで、生暖かい空気に包まれながら、電車が来るのを待っていた。
そのとき、「私は一体、何をやっているのだろう」という虚無感が突然降ってきた。
理由はわからない。気温や湿度、疲労、ホルモンバランスなど原因は諸々あると思うが、久々に何もかも終わらせたい衝動がやってきた。
こういう脳味噌の働きは今に始まったことではなく、幼少期からの癖なので、今更慌てたりはしない。「また来たか」と思う。だるい。
2022年も、あと半年で終わる。何とか自分を奮い立たせたり、誤魔化しながらやり過ごしたりしてきたが、その繰り返しがボディブローのように精神を疲れさせていたのかもしれない。
ワーカホリック状態で極限まで無理をすれば心身ともに壊れてしまう。それはわかっていたのだが、楽で暇な仕事でも疲れてしまうことに驚いている。どちらにせよ、簡単ではないのだな、と思う。
わたしには何でも話せる友達も恋人も配偶者もいない。それを虚無感の原因や理由にしてしまいがちだが、そうではない。
自分の欠落感を他者に穴埋めしてもらっても、すぐにうまくいかなくなることは目に見えている。「他者」とは独立した存在であり、わたしの欠損部分を埋めてくれる部品でも、アクセサリーでもないからだ。
やはり、自分自身と対話して、解決するしかない。以前より、イライラや切迫感、焦燥感は減った。自分を一歩引いて見られるようになったような気がする。
目の疲れ、右肩の痛みが酷かったりという具体的な症状もあるのだが、病院に行くほどではない。ただ、そういった不調が積み重なると、心身がくたびれて、自暴自棄な気持ちを誘発するのかもしれない。
こればっかりは、その都度ケアしていくしかない。
仕事なんてどうでもいいと嘯きながらも、やりがいを感じられない仕事をするのは苦痛なのだろう。でも、生活のことがあるので、「辞めます!」と高らかに宣言するわけにもいかない。
もうちょっと、のんびりとした性格、性質の人間に生まれていたらよかったなあ。自分のことを長い目で見てやりたいのだが、なかなかそれができない。
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!