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【メイブリックマム】YouTubeライブ~そこにいたのは等身大の高校生だった~

2023年の幕が開けた。
外も頭の中も真っ白になった、あの日の衝撃も少しずつ薄れ
3月に延期となったライブの日をひたすら待ちわびていた。

その前哨戦として行われたのが1月7日のYouTubeライブ。
無観客なのがちょっぴり寂しいが
生配信でリアルに動くメイブリックマムを拝めるのだ。
年明け早々粋な計らいをしてくれるねえ、ありがたや。

予定の時間から遅れること15分。
もともとはボーカル大史くんのオリジナル曲だったという
「拝啓プロローグ」からライブは始まった。

ライブ会場はどこかのお店を貸し切っている感じ。
でもどこなのここ?
窓から見える景色はポツポツと明かりが見える程度で
かなり暗い。
金沢市内にしてはあまりに周囲が寂しすぎやしないかい?

のちに分かったことだが
このお店こそがメイブリックマムの本拠地である
白山市鶴来地区にあるカフェ&ライブハウス
【崖の上サーカス】である。
店の名前の通り、崖の上に建っているだけに
周囲は何もない・・・失礼、見晴らしがよいのだ。


そんな小高い景色から全世界に届けられている
日本一の高校生バンドのライブ。
メイブリックマムのロゴである4体のモアイが描かれた
オリジナルパーカーの4人が
貸切った箱いっぱいに演奏していた。

「拝啓プロローグ」でしっかり聴かせた後は
「ZONE」でテンションを一気に上げにくる。
途中でMCをはさみながら全8曲を披露。

周知のとおりメイブリックマムの曲は
どれも高校生離れしたイカれた曲ばかりなのだが
(もちろんいい意味でね)
特に圧巻だったのは6曲目の「Superface」。

ロカビリーちっくな武瑠くんのギターからはじまり
どんどん鼓動が高まり、スパークしていく感覚がたまらない。
また大史くんが唯一、ギターを弾かずボーカルに徹した曲でもあり
彼の歌唱力がひときわ光るのでぜひチェックしてほしい!


ライブが終わった後は事前アンケートやチャットから拾った質問に
メンバーが答えるコーナーへチェンジ。

演奏が終わり、お菓子をつまみながらリラックスする4人。
並んで話す姿はさっきまで切れの良い曲を披露していた
バンドマンではなく、いたってフツーの高校生の姿だった。

4人全員同い年ということもあり
言葉の端々に金沢の方言がまじった肩の力の抜けたトーク。
時折マイクオフなツッコミが入り爆笑しているその姿は
良くも悪くもそこらへんにいる高校生と何ら変わりがない。

そして寄せられた質問、これもまあ可愛いのよ。
身長はいくつですか?
年齢、誕生日を教えてください。
好きな食べ物は?
・・・甘酸っぱい。胸キュンなあの頃を思い出す。(遠い目)

中にはギターの弾き方のコツといったテクニカルな質問もあったが
全般的にメンバーの等身大に迫るコーナーであった。

その中で高校卒業後の進路についても触れており
それぞれの道に進むから見納め、ではなく
卒業後もメイブリックマムとしての活動を続けるとのこと。

ああよかった!!!
日本一の高校生バンドは伝説と化するのではなく
更に進化したバンドとなっていくんだ。
そう確信し、安堵したことを覚えている。

この日を皮切りに彼らのオリジナルミニアルバム
「energy」も販売開始され
100枚がまたたく間に完売されたのも圧巻。
私はここで買えなかった残念なひとり(涙)

このYouTubeライブでますますメイブの魅力にとりつかれ
3月のホールワンマンライブに向けてとにかく見まくり
ライブの臨場感を予習していた私。

2023年がこんな素敵なライブからスタートできて最高だ。
ホールワンマンまであと2か月。
春を待ちわびる気持ちがより一層強いものとなっていった。


後日購入したミニアルバム【energy】
4人の直筆サイン入り♥️








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