牛丼を好きでなくてはいけないのか
突然だが、牛丼を好きじゃないといけないのか。
そこに当てはまるのは、ラーメンでも、ピザでも、ハンバーガーでも、何でもいい。要は、世間一般的に、大衆が好きであるものとされていて、皆これ好きだよね(当然でしょ??有無を言わせない)、みたいな類のものだ。
私は、好きではない。どれもこってりしていて体が欲さないし、消化能力が追い付かない。体調の良くない時は、匂いだけでむかむかすることもある。
これは食べ物に限った話ではない。
一般的に良いとされるものが、私にとっても良いと思えないことが多々あってきた。ゆえに、学校ではそれなりに窮屈な思いをしてきたのだと思う。
皆と同じ気持ちになれないということは、
皆同じであることが良しとされる環境では、生きづらさにつながることだ。
周りと違うことで浮いてしまうのではないかと、不安な気持ちにもなる。
でも一方で、大人になった私は、周りと違っていてもいいということも、ちゃんと分ってる。
牛丼が美味しい、ということは、確かにこの世の多数派の意見ではあるのかもしれないが、それが正しいという事ではない。
皆で横一列に並ぼうね、という世の中ではなく、もっと、
皆と違ってても良いよね!とか、
そっか、人それぞれ、好みは自由だし!
というような空気になったら、我々少数派は生きていきやすいと思う。