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『ゲームのルールの伝言ゲーム』について

今回は有料の共同マガジン、『アナログゲームマガジン』用の記事です。

初回は無料記事として、各々が書いていく予定のテーマを説明する事になっています。

自己紹介(手短に)

ボードゲーム歴、細々と10年以上。
なかなか勝てないけど楽しんでいます。

2018年から名古屋市内にて「鳴海ボードゲーム会」をこじんまりと主催するも、コロナ禍にて休止。
ゲーム棚はますます未開(封)の地に。

おおむね堅めのシステムのボードゲームを好みますが雑食です。
誘われれば大抵楽しみます。


マガジン内での執筆ジャンルとタイトル

アナログゲームで自分なら何を書けるか。
それは「ボードゲームの説明書の表現・伝え方」について、だと思っています。

仮タイトルは『ゲームのルールの伝言ゲーム』

実は、素人に毛が生えた程度の経験ですが、同人ボードゲーム(主に個人製作のもの。未発表含む)のルールブックの校正経験があります。

校正した数は50ぐらいで、正確な数は覚えていませんが、簡単なゲームから、いわゆる「重ゲー」(ルールが多い、長時間かかるもの)まで色々やってきました。

どうして校正を始めたのか


簡単に言うと
「うわー、分かりづらいルールブックには我慢ならんー!」です。

せっかく面白いゲームを作ったとしても、作者の想定したルールで遊んでもらえないような、誤解を生む表記があったり、

説明書の中では読者の疑問点が解消される事がなかったり、
どうやってゲームを進めるか人により見解が分かれたり、

そもそも読みづらくてゲームが遊ばれる機会を損失したりする事、
それは非常にもったいない!

しかも、同人(個人製作)ゲームだけではありません。
企業が企画して販売している「商業ゲーム」でも見られます。
あまりに理解しづらくて、補助用としてですが長文の「説明書代わり」を作った事があります。 

あぁ、もったいない!
そのため、文章の書き手・校正担当として少し携わった経験を活かし、「もったいない」を減らすような記事を書きたいです。

「書き方」そのものではない

とはいえ、私自身はイチからルールブックを書いたことはありません。
あくまで読者=プレイヤー目線でブログを書きます。

そのゲームを未プレーの状態で、説明書だけを読んでゲームが遊べるか

その観点から、実際のボードゲームの説明書を読んでいきます。

例を出すゲームは商業・同人問わずです。
リクエストがあればそのゲームを読むこともします。
ただし、ゲームの実名は挙げません。例文の表記もぼかします。
理由は、作者さんによっては心証を害するおそれがあるためです。

なるべく抽象化し、フカンで物を見た指摘にします。
できれば、1ゲーム1記事よりも、似た事例を集めて1記事にしたいと思っています。
より多くのアナログゲームの製作者さん・ルールブック作成者さんが
参考にしやすいかもしれません。

また、「自分が未プレーのゲーム」に限定しました。
どんなゲームなのか、0%~数%しか分からない状態です。
かなり久しぶりのゲームも可としたかったのですが、知らぬ間に前提知が働いて、先入観込みで読んでしまう恐れがあるため、なるべく避けます。

自分で気を付けたいこと

なまじボードゲーム歴が長いため、他のボードゲーマーさんよりも「無理やり」ルールブックを読めるフシがあります。
脳が勝手に情報を補足して、読みづらい文章であっても理解してしまうのです。

なるべく初心に帰って読みます。

終わりに

現在、とりあえず色々なルールブックを読もうと思い、読んだ数もカウントしています。
ゲームマーケット用に各サークル様から公開いただいている短めのルールを中心に、通算30を突破(3月21日)→60を突破(4月10日)→80を突破(4月18日)。
目標値は一旦100という現状です。

公開されているサークル様には感謝の念を。また、読んだかどうか、読んでいて感想を聞きたい方は@umeyunまで。


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