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麻雀初心者が入門書8冊を読み比べてみた その1 ~個性・良い点・気になる点~ :ゲームのルールの伝言ゲーム

こちらはアナログゲームマガジンの連載「ゲームのルールの伝言ゲーム」の11回目、本文途中から有料となります。文字数は約5,700字ですが、文字入りの図が多いので当てになりません。

はじめに

「アナログゲームマガジン大賞特別賞」特集記事、あります。是非ご覧ください。

麻雀、はじめました。

突然ですが、麻雀アプリの雀魂(じゃんたま)を始めてみました。
似たゲームでは「すずめ雀」を何回も遊んでいますが、麻雀自体は遊んだことがなく、ルールもほとんど知りませんでした。

アプリでは、対人戦であっても東場(親が1周するまで)が20分程度で終わるので、つい何度もプレーしてしまいます。デジタルで遊ぶアナログゲームは、スピーディーなのが最大の利点かもしれません。

……3週間弱で200戦ほど遊んでいたようです。下手なりに。

ということで、今回は麻雀のルール回です。
初心者向けにルールを説明している本、8冊を読み比べてみます。

麻雀本をテーマにした理由は、以下の3つです。

①麻雀に対して、今までずっと
 「役やルールを覚えるのが難しい」というイメージを抱いていた。
②同じゲームについてのルール説明書が何冊も発売されている。
 内容にどんな違いがあるのか気になる。
③単に麻雀を勉強したい。

読んでみたのはこの8冊

多くある中から、手近に読むことができたのが以下の8冊です。
あえて作者が違う本を選んでいます。

『マンガでわかる!東大式麻雀入門』:井出洋介監修(2007)
『マンガで覚える 図解麻雀の基本』:ノーレート麻雀ネットワークニューロン監修(2013)
『らくらくマスター!はじめての麻雀』:日本プロ麻雀連盟監修(2014)
『これから始めてみたい人のための楽しく打てる麻雀入門』:青木さや監修(2017)
『麻雀を初めてやる人の本』:関根二郎(2013)
『夜桜たまがマンガで教える麻雀入門』:夜桜たま(2019)
『新版 いちばんわかりやすい麻雀入門』:横山竜介(2013)
『いますぐ打てる!はじめての麻雀』:狩野洋一(2014)

読んだ上で、表にまとめました。ドン。

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