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人間は雑談にはじまり雑談におわる

「こんにちは!」

「いや~まだまだ暑いですね^^;」



さて、
コロナ禍ということもあって、
リモートワークが
当たり前になってきているこのご時世。

僕もつい最近、
チャットボーイなるものを始めました。

こちらは顔も出して話すのだけど、
相手の顔は基本分からず、
向こうが望まない場合は声も聴けない。

チャットという言葉のごとく、
向こうからの情報は文字だけで
コミュニケーションをとるのだ。

文字どうしのコミュニケーションなら
LINEなどで経験済みだけど、
文字と声となると話は別。

僕は慣れていないコミュニケーションに
四苦八苦するのだった^^;

一番困るのはテンポが合わないこと。。

文字を打つ時間が発生するので、
どうしてもすぐに発せれる声とは
時間差ができてしまうのだ。

あとそれから困ることといえば、
相手の情報量が少なすぎるということ。。

表情も分からなければ、
声のトーンも分からない。

文字だけで
相手の考えや感情を読み取らなければならない。

普段顔を合わせてとるコミュニケーションが
どれだけ有難いことなのかを痛感しました。


でも、
それを助けてくれるのがまさに雑談でした。


「いくつ?」

「今日もいい天気だね」


などなど、
別に必ずしも話す必要もなければ、
急ぐ必要もない話。

だから間も持つし、
そこまで相手の感情を読む必要がないのである。

これが急を要していて、
解決しなければいけない問題について
コミュニケーションをとるのであれば、
文字と声では決して成立しなかったと思う。


それにそもそも相手は、
お金まで払って雑談をしにきているのだ。

お互いはじめましてなので、
何かお題があって話すわけではないのだから、
雑談をしたがっているということになる。

コロナ禍で不要不急なことは
避けるように言われてきた僕たちだけど、、

まさにこの雑談が
『不要不急のコミュニケーション』
と言えるんじゃないだろうか?

僕たち人間は不要不急なことを求めている。

不要不急なことこそ必要っていう
矛盾な言葉遊び感満載だけど。笑

すなわち人は雑談を求めている。

要件ありきの話なんてつまらない。
というかそれだけでは、
機械的というか無機質な感じがする。

「そんなものはAIに任せておけばいい」
という時代がくるだろうし。。

雑談こそ人間の醍醐味であり、
人間たらしめる部分。

結局雑談が一番楽しいし
一番アイデアが出てくるし
一番ワクワクするのかも^^

そういう雑談の大切さに、
今回新しくはじめたコミュニケーションで
改めて気付かされました。

雑談は不要不急だけど本当は、
人間にとって必要なコミュニケーション。

僕は前よりも雑談を意識するだろう。。



「元気?」

「今日もお疲れ様!」

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