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ピボットテーブル活用術(1)弥生会計データを活かす実践事例 

経理とシステムの実務経験45年、Excel30年の探求から生まれた
理想のエクセルによる実践サンプルをご紹介します。

このサンプル・ファイルは、弥生会計の売上データを用意すれば、
どの会社でも「顧客管理」ができる汎用テンプレートです。


エクセル実践テンプレート開発の想い!

ゴール=実践を知らなければ、感動できない!

100mの山に上がるのに、2000m級の山に登る準備は不要です。
小さい山なら、雨具と飲み物があれば大丈夫ですね。
500m・・の山なら、地図、靴、服など、レベルに合わせて必要なものを準備する。
知識も大事ですが、経験も大事ですね。

Excelは、どうでしょうか?

レポートを作るのに、沢山の関数、自動化のプログラミング、
操作を早くするためのショートカット・キーなど、
「準備」が大変で、しかも、どんどん、高度化していきます!

知識や資格で、実践で役立つのは何%?
実践で必要なのは、応用力ですが、紹介されていません。 
個人差が大きく、比較できないのです。

どんな小山=簡単なエクセルでも構いません。
ゴールへの行き方は、頂点に立たないと、見えないのです!
登る途中では、判らなかった最適な「登り方」が判ります。
これは、「ゴールした人」だけが授かれるご褒美です!

簡単なエクセルでも、実践経験を積み重ねると
応用力が身につきます。「知識」との違いです。
私は、みんなが使えるように「汎用化」してきました。

「使って、慣れて、身につける」エクセルで十分!
この実践テンプレートは、関数・マクロは使用していません。
Excelを使いこなすには、知識や資格が必要と思われていますが、
高度な知識は不要で、どの会社でも直ぐに実践で使えます!

皆さんにゴールを体験して欲しい=実践テンプレート!

会計ソフト 売上集計 ⇒ 顧客管理には不十分です。
 売掛金、摘要・・会社によりバラバラ  →Excelで管理は難しい

ピボットテーブル、パワークエリと組み合わせた実践テンプレート
Excelの関数・マクロをほとんど使わずに、マウスで設定して、
毎回の作業もデータを揃えるだけで「更新」クリックで完了します。

このテンプレートは、販売管理ソフトを導入していない会社
  ・・中小企業、個人商店さん、
   Excelの実践事例を学びたい方に、お薦めです!

「会計ソフトのデータ」を活用する「ゴール」を紹介します!
サンプルは、無料で配布します。
独りで作成した試作ですが、みなさんに試していただき、
「安心して使える実践テンプレート」を実現したいと願っています。

弥生会計以外の会計ソフトでは、 ジョブカン会計、Freee、商奉行などの
実践事例があります。他のソフトへの応用は、驚くほど簡単です。


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90分で解説、実習しましょう!先ずは使って、慣れましょう!


サンプルのダウンロードと設定方法

  エクセル・実践テンプレート

  弥生会計・総勘定元帳.txt [CSV形式] テスト用

手順1:「専用フォルダー」を作成、ファイルを保存

   ①フォルダーに移してください。
    フォルダー 例: C:¥弥生顧客管理
           これがファイルパスです。

手順2:事前操作 弥生会計の本番データで行う前に

   ①エクセル・テンプレートを開きます。
   ②弥生会計データを取り込む「ファイルパス」を登録します。
   ③データ/すべて更新 1回 実行
     ⇒得意先の登録を確認・・設定等
   ④データ/すべて更新 1回 実行
     ⇒ピボットテーブルのレポートが更新されます

手順3:本番操作 弥生会計の本番データで行います

   動画、下記の解説を参考に行って下さい。


YouTube動画で解説しています



実践事例(1) 弥生会計/売上データを活用


手順は、弥生会計での操作と、エクセルでの操作に分れます

1⃣ 弥生会計  ・・ 元データをエキスポート
  1.総勘定元帳 ・・売上高、割り戻しなど   
  2.CSV ダウンロード 

2⃣ エクセル  ・・ データを読み込んでレポートを「更新」
  3.データ読込 パワークエリ 得意先の判定
  4.得意先マスタ ・・住所、分類など  事前準備 
  5.エクセル 顧客管理表  ピボットテーブル


1.弥生会計 集計表から始めます

 総勘定元帳の売上集計、補助残高一覧表で売掛金管理ができます。
しかし、会計ソフトの課題としては、
①複数年での管理、②売掛金対象外の得意先管理、③分類を追加して管理、
これは、どの会社でも、共通の課題です。 

2.データ エキスポート

①総勘定元帳/ファイル/エクスポート
②出力先  ・・ パスの選択・・サンプルファイルの保存先
➂勘定科目 ・・複数可能 売上高、戻し・・


サンプルデータと「本番データ」

 弥生会計・総勘定元帳.txt [CSV形式] テスト用 
 ダウンロードしたら、ファイル名は、総勘定元帳.txt (固定)
区切り文字 カンマ(CSV)形式 です。

エクセルでの事前準備 ・・パスのコピー で貼付けます。


3.Excelシート 総勘定元帳に取込み


4.得意先マスタ と 連係

①新規取引先が発生すると、追加一覧表に表示されます。
 得意先マスタに登録済なら、「得意先総括」が表示されるので、
「最新得意先」に登録します。
②得意先マスタの管理情報を利用するだけでなく
③個別に分類することも可能です。

5.ピボットテーブル 全管理レポート更新

①すべて更新で、ピボットテーブルの全レポートも更新されます。
②スライサーなどで、絞り込みなどが可能です。
③レポートをコピーして、使いやすいレポートを追加しましょう!
 ⇒ 拙書「Excel実践ピボット革命」などをご参考にして下さい。

6.使って、慣れて、身につける

実践テンプレートは、「使って、慣れて、身につける」ことが大事です。
このテンプレートを使い始めれば、メリットが上がります!

①レポート作成時間の削減  年間 10時間以上  
 Excel 1時間  実践テンプレート 10分 として
 月の途中でレポート作成しても、10分だけで済みます。 

②分析・・レポートの 追加・修正
 Excelをピボットテーブルに切り替えた成果が発揮されます。
 データ分析で情報の共有など、これまでできなかった段階に進みます。
 事業に役立つので、成果が上がります。

 ピボットテーブルの「使いこなし方」は、使って、慣れて、身につける
 専門書などで、知識を得ても、実践は別物です。
 応用力=「実践スキル」を身につけましょう。

7.実践テンプレートのカスタマイズ

ピボットテーブルは、元のデータで活用のレベルが左右されます。
分析のレベルアップには、元データに遡って見直しが必要になります。

情報を整理する方法(LATCH)としては、5つの基準が挙げられています。
 1.場所(Location)
 2.アルファベット(Alphabet)(あるいは50音)順
 3.時間(Time)
 4.カテゴリー(Category)
 5.階層(Hierarchy)

Wikipedia

そこで役立つのが、「パワークエリ」です。
 ①元データのデータソースの変更・追加 [取得]
 ②データ項目の構成、加工       [変換]
さらに、パワークエリとピボットテーブルの組み合わせ
 ③「実践テンプレート」の最適化 
   「システム的な思考」も必要です。

私は、経理、システム、表計算を40年続けてきたので、
これが、体に染み込んできましたが・・。

深い知識を深めることも役立ちますが、それぞれの意義・違いを理解して、総合力を高めることを、みなさんにお勧めしたいです。

8.実践事例を紹介します!

弥生会計のデータ活用は、
 総勘定元帳=売上だけでなく、様々な応用が可能です。
  仕入管理、原価管理・・
 残高推移表データ  P/L、B/S データを組み替える
  ⇒ 部門・損益、CF管理 のサンプルも試作しました。

他の会計ソフト、ジョブカン会計、Freeeのテンプレートを試作しています。

販売ソフトを導入しても、顧客管理はハードルが高いです。
データ活用ができれば、実践テンプレートは、容易に行えます。
 MISOCA、flam、 ツカエル・オンライン、弥生販売、大塚smileでの
 実践事例があります。
 
SAP社のERPデータベースを活用した事例など、
管理レポートをテンプレート化して全社員に使う=システムにしました。

これらのテンプレートは、全て、関数やマクロを使わずに、パワークエリとピボットテーブル=ノン・プログラミングで作成可能です。


9.Excel実践ピボット革命 第10章 
実践テンプレート、パワークエリを紹介!

 実践テンプレートをシステム化へ、エクセルの理想形を紹介しています。

この記事にご興味のある方は、是非お問い合わせください!

ピボットおじさんの無料相談窓口 30分ZOOM 受け付けています!

noteの記事について直接聞きたい・・
ピボットテーブルを使っていても「使いこなせない!」
皆さんのお悩みを30分無料 ZOOMで解決します。

是非、コメントや、応援をおねがいします。


 

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