よりどころさえあれば
天才!志村どうぶつ園
この番組の「動物と話せるハイジ」のコーナーが好きで彼女が出ていると 必ず見てしまいます
アメリカ人女性のハイジさんは、動物からイメージ画像やメッセージを受け取り人間が分かる言葉に翻訳して伝えてくれます
動物との意思疎通に困っていた人が彼女の特殊な力のおかげで問題解決されるというコーナーです
12月14日放送分登場のこゆきちゃんというシバ犬は、
子犬の時から飼い主のK君と起きてから寝るまで
いつも一緒で本当の兄弟のようでした
しかし、高校生になったK君はアルバイトに行った帰り
不慮の事故で還らぬ人となってしまいます
彼の死後、5年もの間こゆきちゃんは、ずっと彼の遺影を飾っているお仏壇の前を離れません
その行動を不思議に思ったご両親が、番組に依頼しハイジさんに見てもらうと
「K君の死後嘆き悲しんでいたお母さんが
こゆきちゃんがお仏壇の前に座った時にふっと表情が
柔らかくなった事に気が付いたこゆきちゃんは
大好きなご両親の気持ちが少しでも和らぐようにその場所にいる」
ハイジさんは、そう説明しました
動物は、言葉は使わないけれど何をしたら自分の愛する人達が喜ぶかを考え精一杯行動で表します
自らの感情にとても素直で掛け値なく潔く行動に移す
こんな言葉があります
「よりどころがあれば、人はねじ曲がらない」
何かに躓いたり、学校で意地悪を受けたり
生きているときっといろんなことがあります
"よりどころがない"と思い込み対人恐怖症になったり、自分を傷つけてしまったりする人が増えています
最近では、5080問題の様な中高年の引きこもりも深刻です
でも、よりどころがあれば、人はねじ曲がらずに生きていくことができます
そのよりどころは、必ずしも人間じゃなくても動物でも、あるいは音楽でも、大好きなキャラクターでもいいかもしれません
ねじ曲がりたくてねじ曲がる人はどこにもいません
その方法しかないと思うから感情がツイストしてこんがらがってしまい、生き方まで曲がってしまう
それをして一番つらいのはその真っただ中にいる本人です
だからこそ、ほんの少しでも嫌なことがあったりくじけそうなときは、自分なりのよりどころを積極的に見つけてほしいなと思います
天才!志村どうぶつ園で見る動物達の強い気持ちを感じると救われた気持ちになります
それは、きっと共存している事を思い出すからですね
皆さんの令和元年の年の瀬が、穏やかなものになりますように
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