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【心から良いと思えるホテルを創る。】「MEGURU|巡の事業について」

MEGURU|巡は5月上旬に石垣島の北部にオープン予定の小さなホテルです。

リゾート地として広く知られている石垣島ですが、北部は手付かずの自然と、島民が静かに生活を営む豊かな場所で、八重山諸島の原風景を見ることができます。

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以下に事業の内容を詳しくまとめているので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
<<オープニングスタッフの募集についてはこちら>>

MEGURU|巡ってどんなところ?

巡は元ペンションの建物をリノベーションした、全6室の小さなホテルです。周囲には、雄大な自然が広がっており、ありのままに生きる島民の姿が目に映ります。

歩いていると、風で木が揺れている音...。聞きなれない鳥の鳴き声...。
耳に訪れる響きが、日常から離れたことを感じさせるでしょう。

車を走らせると、風の中から農場の匂い(これは馬かな、牛かな。)
畑から甘みのある香り(さとうきび畑って本当に砂糖なんだ。)
ご当地の洗礼に、鼻が驚くのではないでしょうか。

晴れた日に海を眺め、平穏に浸り、思い耽る...。
不思議な形のサンゴやきれいな海を見て、思わず身体が動きだすかもしれません。

サァーサァーと降る雨音を聞きながら、読む本、淹れる珈琲...。
眠っている感覚が、少しずつ目覚めてくる気がします・・・

広大な海から臨む夕日、こぼれ落ちそうなてぃんがーら(天の川)を
大切な人と共有するのも、素朴に選ぶ、等身大の体験です。

MEGURU|巡は、この土地を通して、人が本来持つ、「社会生活により眠った感覚」「暮らしの原点や心の豊かさ」に小さな気づきをもたらしたいと考え、
「原感覚・原体験 : Primitive Sensation / Primitive Experience」
をコンセプトとしています。

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心から良いと思えるホテルを創るための3つのMEGURU。

①体験循環ーwell-being repetition

インターネットの普及により、世界的に情報が増えていく日々の中で私たちは生きています。スマホやパソコンは、新しい流行や知識、交友関係に娯楽が詰まっており、便利故に手放せず、気づいたら一日が過ぎるなんてよくある話です。

そこで蓄積された疲労を発散する方法として娯楽や観光を選ぶ方は少なくありません。中でも観光は、非日常体験(リゾートや豪華なご飯)の要素が多く含まれています。

しかし、一時的な享受である「観光」が、本当に重なったストレスを解消するのでしょうか。

観光から目を逸らし、日常的な情報と共存の仕方を見直すほうが、内在する自分の感覚に目を向けられるように感じます。

例えば、海や山など自然の景色を見て、思ったことを紙に書き出してみたり、音楽をゆっくり聴いてみたり、お香を焚いたり、お茶を淹れたり...

普段できることだと思っても、場所を変えないと気づけないことはたくさんあります。内在的な感覚はしばしば当たり前のシンプルなところから見つかるものです。

MEGURU|巡は「日常に還る体験」に焦点をあて、宿泊者が暮らしに持ち帰れる体験提供をさせていただきます。旅が終わっても、伴奏者としてあり続けることがわたしたちの目指すホテル像です。

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②環境循環ーsustainable cycle

SDGsという言葉が広く認識され、環境配慮に対して企業だけでなく生活者も考えるようになった昨今。トラベルポーチ等を持った宿泊者も増え、自分の愛着ある物をホテルでも使用したいと考える方も多くなったのではないのでしょうか。

廃棄による環境負荷を少しでも減らすため、生分解性プラスチックの採用や使用済み歯ブラシの再資源化など取り組むホテルも少しずつ増えています。

とは言っても、「使い捨てる」という点に一石を投じるホテルはまだわずかだと感じます。

“使い捨てないもの”を選ぶことができれば、結果として環境への配慮になるのではないか、

声高々にサステイナブル、エコと謳うより、”宿泊者が生活者となってなお、息づく日用品の選定をホテルを通してできないか、これからはライフスタイルまで提案してこそ”ホテル”のように思えます。

MEGURU|巡は、自分の日用品として扱うことはもちろん、大事な人への贈り物としても渡せるもの選びをしています。アメニティだけでなく、ホテル細部の備品に関しても、生活に根付く洗練されたデザインと環境に心配られているかを重視しているので、あなたの生活にきっとアイデアを与えるはずでしょう。

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③地域循環ーRegional circulation

地域循環は体験循環の表裏的存在です。
視点を宿泊者から石垣で暮らしを営む人々まで広げています。

地域共同体としてのホテルというと聞こえはよいですが、どちらかというと、リゾートホテルでありがちな一箇所集中された価値と利便性により、何が失われるのかを考え、MEGURU|巡と宿泊者と現地生活者の在り方を常に模索しています。

その過程で見つけた一つの解に「偶発性」があるのではと気づき、画一化された体験を作るのではなく、石垣島を存分に巡れるフィールドデザインを施すことに意識を向けました。

コンビニエンスストアも悪くありませんが、石垣島には昔ながらの共同売店があります。これがまた、お手頃な価格で、地元の文化が遺る場所で、島の人たちの交流を呼び、次に行きたい場所が見つけられたりするわけです。

MEGURU|巡は、予定調和なスケジュールを作るのではなく、偶然が生む賜物を大切にし地域と宿泊者の交錯を促していきます。巡った過程があなたの物語になることが何より尊い原体験です。

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以上が、MEGURU|巡がどんな事業かの詳細です。
全6室のミニマムホテルだからこそ、心から良いと思えるホテルをつくりたいと感じています。その中にはもちろん、宿泊者に限らず、生活する人々のそれぞれの物語をつくることも含まれています。
MEGURU|巡をぜひ一緒につくっていきましょう。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後もスタッフの思いの丈など綴らせていただくので追っていただけると嬉しいです。

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どこの会社がやってるの?

株式会社 Social Design(詳細はこちらからご閲覧いただけます) 
〒905-0011 沖縄県名護市宮里 1004番地

まちの環をつくる,ひとの環をつくるを理念に、
街づくりを通じて、足元から新しい社会の形を考えるスタートアップ。

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泊まってみたいと思っていただいた方へ、5月30~7月末までの先行宿泊予約

以下のページから先行宿泊予約の販売をスタートしております。
ご興味を持っていただいた方はこちらよりご予約が可能です。

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お問い合わせ先

気になることやご質問等あれば、
以下の連絡先よりお受けいたします。(求人情報はこちら)
E-mail: info@meguru-hotel.com
instagram: @meguru_hotel

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