見出し画像

仕事を休めない人に知ってもらいたい3つの知識

※今回の記事は『創作大賞』への応募記事となりますので、いつもより文章量が多いです。

こんにちは、砂月めぐるです。

突然ですが、あなたは会社で有給休暇をちゃんと使えていますか?

私は有給休暇をとった日に、この記事を書いています笑

なぜこのようなことを聞くのかと言うと、私の職場はかなり有給取得率が悪いです。

有給休暇を取得しているにも関わらず、出勤して働いているうような人が大半です。

仕事が多い、という理由もあるのですが。

一番の原因は、休みたいのに休めない、休ませてほしいと言えない雰囲気が出来上がってしまっているからです。

仕事を休みたいのに休めない。働き方改革という言葉が出来てから何年経っても変わらないこの風潮に、悩んでいる人も少なくないでしょう。

だからこそ、仕事を休めない人に、仕事を休むための知識と勇気を出していただきたい。

今回の記事を読めば、休むということは決して悪いことではなく、むしろ自分と会社、お互いにとって良いことであることがわかってもらえると思います。

  • 体調が悪くても、ガマンして仕事をした経験がある

  • 生活していく上で、何よりも仕事を最優先してしまう

  • 上司が怖い、または同僚に申し訳なさを感じてしまう

このような条件に当てはまる人は、この記事は5分で読めますので、ぜひ最後までお読みください。

きっと、読み終える頃には、あなたは仕事を休める人になっています。


仕事を休めないと思ってしまう原因

まず、仕事を休めないと思ってしまう理由について、一度自分の中にある常識や固定概念を考えてみましょう。

恐らく、大きく分けて2種類あるのではないかと思います。

①仕事を休める雰囲気じゃない

いつも忙しく、出勤した瞬間からやることが山積み。

上司も同僚も忙しそう。休みを相談するどころか、世間話すらできない。

もしも自分が休んだら…その分の仕事は、上司や同僚が代わりにやる羽目になる。

自分の仕事だけでも手一杯なのに、さらに他人の仕事まで押し付けられたらどう思われるか。

次に出勤した時が怖いので、休むのはガマンして仕事をしようと考えてしまう。

このように、人や場所の雰囲気で休めない、という原因です。

➁会社に独自のルールがある

もう1つは本当は休みたいけれど、会社に独自のルールがある場合です。

「ウチは2日続けての有給休暇の取得は認めていない」
「この時期の有給休暇は取得できない」

など、上司に言われていたり、暗黙のルールがあったりしませんか?

ちなみに私の職場の場合、どちらにも当てはまります。フルコンボだドン!(笑)

仕事は休んでいい3つの理由

では、ここからは仕事を休んでいい3つの理由をお話します。

先に言っておきますが、会社の独自ルールというものは基本的に無視してOKです。

なぜなら、日本では会社のルールよりも法律が優先されます。

法律に反している会社のルールは、守る必要がないのです。

①有給休暇取得は従業員の義務

特に知っておいて欲しいのが、有給休暇の取得は従業員の権利ではなく義務です。

「年に10日以上の有給休暇を付与する社員に対して、基準日から1年以内に5日以上の有給休暇を取得させる義務を課す」

ということが2019年4月から法律で定められました。

会社は従業員に、時期を指定してでも最低5日間は有給休暇を取らせなければならず、違反すれば罰金となります。

なので、会社から「有給休暇をとるな!」と言われたら、「それは法律違反です!」と出るとこに出ましょう。

クビになるのでは、と不安かもしれませんが、法律違反をしている会社に居続ける理由なんてないと思います。

この法律ができてから、私の職場では最低でも5日は休めるようになりました。

これでとにかく、最低限の休みはとれるということがおわかりになったのではないかと思います。

②5日間体調不良で働くより、1日休んで4日間働く方が効率が良い

次に、意識を変えていきましょう。

法律で最低5日は休めたとしても、それ以上休むとなるとやはり気が引ける、という人も多いと思います。

体調不良だったりしても、忙しい時期だから…と、ガマンしていませんか?

しかし、体調不良のままで働くのは、あまりに効率が悪いです。

風邪を引いたまま平日5日間働いたけど、1日30%の仕事しか出来なかった。

となるならば、

1日休んだけれど、残りの平日4日間は1日60%の仕事が出来た。

このように、ムリして押し通すよりも、休んで回復してから挽回したほうが効率がいいです。

③周りの人も休みやすくなる

個人的には、これが一番大切だと思うことなのですが、あなたが有給休暇を率先してとることで、周りも休みを取りやすくなります。

どういうことかというと、あなたが休みを取りにくいと感じるのは、上司や同僚が休みを取らないでがんばって働いているからではないでしょうか。

それ、実は上司や同僚も同じだったりします。

周りが休まないから、自分も休めない。

部下たちが中々休まないから、上の自分だけが休むのも気が引ける。

このように、負の連鎖が知らず知らず起きていることが多いです。

だから、あなたが休むことで、

「じゃあ、私も休んでいいんだ!」

と、感じる人があなたの周りに絶対に1人は居ます。

また、あなたがファーストペンギン(ペンギンは水に飛び込むとき、最初の1羽(ファーストペンギン)が飛び込むと他のペンギンも続いて飛び込んでいくという習性があります)となることで、

「私も来月予定があるので休みたいです!」

と、他の人も休みを切り出せるようになります。

もちろん、他の人がファーストペンギンになったら、すかさず自分も休みを申請する、というのでも充分です。

休みを取りやすい雰囲気を作っていくことが、大切です。

繰り返しますが、有給休暇は従業員の義務です。

体調が悪い時はもちろん、そうでない時も、有給休暇を取っていくようにしましょう!

今回のまとめ

  • 有給休暇をとるのは従業員の義務

  • 会社のおかしな独自ルールは、法律違反の可能性がある

  • 自分が休むことで、周りも休みやすくなる

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回のnoteが面白かったと感じていただけましたらスキ・コメント・フォローなどいただけますと嬉しいです。

フォローは100%返します。

今後もためになる情報を発信していきますので、応援よろしくお願いします!

★ご意見も受け付け中です!


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

砂月めぐるのnoteを気に入っていただけましたら、サポートをお願いします!いただいたサポートは今後の活動のための参考資料等に活用させていただきます!