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超個人的マイベスト映画ランキング 2023!! 21位~40位編


今年もこんな季節になってきました。
2023年も沢山色々なことありました。
涙したこと、砂を噛んだこと、泣きながら膝をなめたこと
沢山ありました。

そんなこと全てを映画を観ることで乗り越えてきました。

今年も沢山映画を観ました。
映画館で見た新作、名作。
家で見た、配信映画、DVD。
電車でスマホを片手に見た映画。
全206作品の中、新作作品は93本。

その中で私目黒が勝手に選んだマイベスト映画ランキングを
今年も発表させて頂きます!

読者の方も、見た作品はあぁ~良かったよね~。
見てない作品は、へぇ~見てみようかな~。
なんて思いながら読んでいただけましたら幸いです。

では、早速第一位!

ではなく。。。。

まずは、下の方から行かせて頂きます。


40位! 『TAR』

ケイト・ブランシェット主演 トッド・フィールド監督

ターをおじさんが演じていたら、全ての不条理な展開も
簡単に納得できてしまう気がしてしまう。。
それを、美しいケイトブランシェットが演じるから面白い。
最後のマッサージ店に行って、女の子たちをガラス越しで選ぶ場所に入った時にターが思わずゲロを吐くシーンは素晴らしかった!
また見たい!

39位! 『バービー』

マーゴット・ロビー主演  グレタ・ガーウィグ監督

どこまでも行くメタ構造!
どっちにも肩入れしてないし、どちらにも言い分があるし、
本当の大正解はなかなか見つからない
というスタンスを貫いていて、すさまじいバランス感覚だった。
沢山の議題を投げかけてくれる良き作品。
マテル社社長役のウィル・フェレルが本当に最高過ぎて涙出た。

寓話と現実の境界線をグチャグチャにするウィル・フェレル最高



38位!
 『フェイブルマンズ』

映画うま男こと、スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品

昨年は、この作品が2023年の1位になるんじゃないかと思っていた作品。
なんか、今まで伝え聞いてきたシーンが多くて、なぜか既視感があった。
個人的にはお母さんがセス・ローゲンを選んだことに
自分も奥さんが、こんな陽気な男友達の方を選んで僕の元を去ってしまったらと考えてしまい。映画の大半はげんなりしてしまった。。。
でも、そんな感想を僕の友達のアキラ君に話したところ
「どちらかというとお前はポール・ダノよりセスローゲンの方だろ」
と言われました。
確かに、『ロングショット』を見た時は
これ、俺の映画じゃん!と思ったことを思い出しました。

映画自体は見てない。。。

ラストのデヴィット・リンチ登場シーンは最高過ぎる。
ここだけでも50回は見たい。

地平線をどこに置いているか、どの映画を観ても意識してしまう



37位!
 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

トム・クルーズ主演

体感3分ぐらいのショートムービーぐらい息つく暇もない!
どのシーンのアクションもいちいち面白い。
どうでもいいことだが、ローマのカーアクションシーンとかって
なんであんな石階段とかを車が通れるの?
歴史的建造物を傷つけないで撮影する方法が知りたい。。。
PART2が楽しみでならん。。。


36位! 『アシスタント』

ジュリア・ガーナー主演

主人公の女性視点なため、詳細をみせない演出がいい!
『炎628』『サエルの息子』のように、めちゃくちゃ残酷な世界が
この向こうで行われているのだ!
そんな想像力を書き立たせる見事な空気感。
同じく今年公開された『SHE SAID』も合わせて見て欲しい作品。

主演の二人は良かったが、ストーリーは微妙



35位!
 『逆転のトライアングル』

リューベン・オストルンド監督

皮肉に皮肉を重ねて重ねて、周りに焼き目を入れて、ナイフで削って
新鮮な野菜と一緒にピタパンに挟んで、辛いソースを
ドバドバかけて食べるみたいな映画を撮るリューベン・オストルンド監督。
フレンチアルプスで起きたこと』『ザ・スクエア 思いやりの聖域』も面白かったが、今回も期待に応える満足感。
いけすかない金持ちたちが、豪華客船の上でゲロを吐きまくり、ウンコはあふれかえる、最高な映画。
と思っていたら、まさかのサバイバル展開に突入。
人々のカーストが逆転して、サバイバルが得意な掃除のおばちゃんがトップに踊りたつという後半もなかなか面白かった。


34位!
 『バイオレントナイト』

デヴィッド・ハーバー主演

個人的には『ホームアローン』『ダイハード』『バットマン リターンズ』に次いで、新たなクリスマス映画として認定したい!
映画館で絶叫するぐらい興奮した!
むしろ絶叫した!

『炎のデスポリス』で格好良かったアレクシス·ラウダーが出ていたのも
ひそかに嬉しかった。

この娘が無邪気に大人たちを殺していく地獄のホームアローン展開も最高



33位! 『ダークグラス』

ダリオ・アルジェント監督 まさかの最新作

なぜか心が温かくなるダリオ・アルジェントのサイコスリラー。
冒頭の皆既日食のシーンは不思議な気持ちになる、見たことないようなシーンだった!
サスペリアPART2見たいな映画を期待していたら少し物足りないが
車の事故シーンや愛犬が犯人の股間を襲うラストなど思い返せば結構見ごたえのある映画だった。

この映画、一体どうなっていくんだ?と変な気持ちになる



32位! 『BLUE GIANT』


ジャズピアニストの上原ひろみが好きだ。

この人の演奏は本当にかっこよすぎる


めちゃくちゃカッコいい演奏を大音量で映画館で聞けるだけでも最高だったが、その演奏を幻想的なアニメーションでより一層楽しめたので
興奮し過ぎて大号泣してしまった。。。



31位! 『ザ・キラー』

デヴィッド・フィンチャー監督

NETFLIXの映画だからって、デヴィッド・フィンチャーの最新作を
映画館で見ないなんて考えられないよね!
たまたま、新宿シネマートで上映していることに気づけて良かった。。。

用意周到な完璧な仕事をする殺し屋。。
と思ったら、結構抜けが多くて、ミスしてしまう所がなんとも言えなくほのぼの。
よくよく考えたらこれコメディ?と思えてしまう所も良作。
シン仮面ライダーではできなかった、段取り抜きのような格好いいアクションが見れます!


30位!
 『聖地には蜘蛛が巣を張る』

この女の人は殺されるけど、簡単に死なない所が怖いのに笑えるという、記憶に残る名シーン!


最高なほどにげんなりする現実を突きつけられる映画
どこまでも地獄。
そんな映画。最高です。


29位! 『SISU』

良いジジイが出る映画

ここまで完璧なジャンル映画はない!
と興奮したフィンランド映画。
映画館での絶叫は今年一番かもしれない。



28位! 『ザ・フラッシュ』

冒頭の赤ちゃんたちを救うシーンで
フラッシュがまず何よりも栄養補給に飛び込む演出は膝を叩きましたね。
何よりも、スーパーウーマンが素晴らし過ぎた。
彼女をもっと見たい!



27位! 『CLOSE 』

主演の少年の二人が素晴らし過ぎて
心をかきむしられ過ぎて
おじさんは胸毛がボーボーになってしまったよ。。。


26位! 『オオカミの家』

今年一番のどうかしてる映画。
昨年の『MADGOD』もどうかしてたけど
こちらも負けないぐらいどうかしてる!!
つまり、最高。
油絵と立体のオブジェによる地獄のストップモーションアニメ。
おじさんの声の「ま~りぃあ~」は
耳にこびりついて、今だに思い出して怖い。。。
同じく今年公開された『コロニアの子供たち』も併せて見ると
コロニアから逃げて来たマリアの背景を想像できて
より楽しめると思います。

まさかの等身大サイズの家を作っての撮影だった!



25位! 『アラビアンナイト 三千年の願い』

ジョージ・ミラー監督 × ティルダ・スウィントン主演

やっぱいいよね、ジョージミラー。
やっぱいいですね。、ティルダスウィントン。
そんな再確認ができた。。。



24位!

  『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』


くぅーーーーー! マーティン・スコセッシ監督の最新作が見れる喜び

ディカプリとデニーロの新旧スコセッシ俳優が共演。
映画は長ければ長いほど面白い。
その理論が間違ってないことを改めて再確認できた。


23位!
  『VORTEX ヴォルテックス』


ギャスパーノエの最新作にまさかの、ダリオアルジェントが主演!!?
でも演技は素晴らしかった。
そして、リアルなジジイ感も最高で、
心臓がおかしくなって、ひぃーひぃー呼吸する感じも鳥肌がたった。
今まで、ずっとギャスパーノエが練習の様に使ってきたスプリットスクリーンは、この作品のためだったのだと!!と思うぐらい、
スプリットスクリーン演出がモノを言う作品だったと思う。
後半ぐらいから、スプリットスクリーンの
意味に何度も膝を叩いてしまい
赤く腫れました。。。

どうでもいい話だが!
この映画をキャバ嬢らしき若い女性と見に来ていたおじいちゃんが場内にいた。。
始まるまでめちゃくちゃ大きな声で楽しそうに喋っていたが、映画が終わった後は一言も喋らず帰っていった。。
何か思う所があったに違いない。
違いない。

22位!   『別れる決心』

大好きパクチャヌク‼️

詳細をほぼ覚えていないが
面白かった!
見ていて幸せだった!
また見たい!
そう思う記憶だけが
強く心を打つ!
そして、あれよあれよと22位の
高順位に位置付けてしまった。。。

また見よう。。

ロングデイズジャーニーの時からタンウェイの魅力の秘密について考えさせられている。分かるようで分からない。


21位!  『崖上のスパイ』

やっぱりチャンイーモウはいい!
どのシーンにも
重みがある
コクがある
滋味がある
こちらも映画の終わりの記憶が
曖昧ではある。。
が!
沢山のシーンを思い出せる。
つまり良いシーンが多い!
こういう映画を毎年見たい。

チャンイーモウ監督はやっぱりチャンツィイー的な子が好きなんだなぁ


ということで、
超個人的マイベスト映画2023
21〜40位は
以上となりました!

超大作が案外低い順位となりました。
やはり、期待が大きすぎた点も
あるとは思います。。

それでは次回
11位〜20位を
ご期待ください‼️

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