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民営はコスト削減になっているのか~民営化4学童の2013年度からの比較

※この記事は民営化の怪しい成果の続きです。

前回の記事で、学童と児童館が合算だとコスト削減になると書きましたが、以前は2015年度からのデータしか無かったのですが、改めて2013年度からのデータを貰ったのでグラフ化してみました。

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グリーンが区の職員の人件費でピンクが事業者への委託費です。2013年度からの比較を折れ線グラフで描いてますが、やはり株式会社は民営化後に費用増となっています。

一番下が不動児童館・学童の合算費用ですが、見ての通り、民営化直前に費用が膨らんでますが、それ以前は民営と比べても大きな差はありません。

ここで言いたいのは、費用が増えたから悪い訳ではなく、加配や必要人員を割いた結果であって、民営だから無理してもコストを削減するべきだ、という事ではありません。

言いたいのは、目黒区の「民営化すれば1施設1300万円のコスト削減になる」と言うのは根拠のない主張だということです。

改めて、第三者機関による調査を求めます。

※根拠となっている数値はすべて目黒区が公開しているものです。時間が経過すると目黒区のHPから削除されるので、下記にコピーが置いてあります。

https://app.box.com/s/a1sq7kfbz5vklf8qjt80vign74n4224v

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