見出し画像

映画脚本を書くということ。

わたしく、何を隠そう、「映画脚本」というものをコツコツと書いています。

なぜかというと、映画が好きで、いつかは映画を作りたいと思っているから。

でも、映画監督にいきなりなれるわけでもなく、映画を撮るには多大な労力とコストがかかるけど、「脚本」なら頭の中の映像を言葉にするだけだから書けるもんね。

ということで、始めた映画脚本。でもいきなり2時間ものを描くのは辛いということで、まずは脚本のいろはを習おうと思い、青山にある「シナリオ・センター」の通信講座を受講しました。

これは、シナリオの練習として6ヶ月で10本の短い脚本を書いて慣れるというもの。郵送でのやりとりで講師から添削がついてきます。

で、やりとげました。結構大変だったのですが、とりあえず初心者コースは卒業したわけです。しかし、初心者コースを卒業しただけでは、やはり2時間の映画脚本を書くのは大変。

そこで、映画脚本を描くべく、ちまたの映画脚本の本をいくつか買いました。

その中で、「SAVE THE CATの法則」という有名な脚本本があるのですが、それによると、脚本の構成はだいたい以下のようにできているということです。()は、400字詰原稿でのページ数(だいたい2時間の脚本は、400字詰で120ページぐらいと言われてます)

1:オープニング(1)
2:テーマの提示・問題提起(2)
3:セットアップ・登場人物の紹介(2−10)
4:きっかけ(12)
5:悩みの時・葛藤(12−15)
6:第1ターニングポイント(25)
7:サブプロット(Bストーリー・場面転換)(30)
8:お楽しみ・お約束の場面(30−55)
9:ミッドポイント(流れを変える場面)(55)
10:迫りくる悪い奴ら(55ー75)
11:すべてを失って(誰かが死んだりする)(75)
12:心の暗闇(75−85)
13:第二ターニングポイント(解決策)(85)
14:フィナーレ(85ー110)
15:ファイナルイメージ(110)

「SAVE THE CATの法則」本当に売れる脚本術:ブレイク・スナイダー著より

各番号の細かい内容は、本を読んでもらいたいんですが、この構成を映画に当てはめると、なるほど!結構当てはまる!ということなんです。

そう、スポーツでも音楽でもまず基本の形があるように、もちろん脚本も基本の形があるのです。まずは自分の感覚よりもそのとおりやってみることが重要なのかもしれませんね。

ということで、コツコツと映画脚本を形に当てはめて書いていきたいと思います。なかなか書き進めるのは大変ですが、年末年始にまとめて書きたいと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?