ライフメーカー
こんにちは!
今日は、懐かしい思い出を少し綴ってみようと思います◎
1.見つけたノート。
先日、オンラインのヨーガレッスンをはじめるために少し部屋の模様替えをしました。
小さな部屋ですが、自分のお気に入りを詰め込んだ、愛着あふれる部屋です。
ひとり暮らしの時から模様替えが大好きで、休みの日にはしょっちゅう部屋をあれこれ改造していましたが、実家に戻ってからは部屋が小さいのであまりしていませんでした。
今回は、大きな棚を動かす大掛かりなレイアウト変更。久しぶりに動かした棚の奥に、古いノートを1冊見つけました。
それは、わたしが昔、バンドを組んでいた時代に作詞をしていたノートでした…。(笑)
なんとも懐かしい!
ペラペラと開いて見ていると、当時のぐちゃぐちゃに描き殴った字が、そのまま保管されていました。
自分のやり場のない思いを吐き出すように、小学校の5年生くらいから歌詞を書いていました。歌詞だけのものからメロディの付いているものまでかなり沢山の量あるのですが、久しぶりに読んでみて、その中から1つ、今の自分に贈りたい歌を見つけました。
久しぶりにピアノを開いて歌ってみました。
久しぶりに、あの頃に戻ったような気持ちになりました。
2.特別な1曲。
わたしは、この「ライフメーカー」という曲を、ライブの最後によく歌っていました。
ハンドマイクで、勝手にステージから飛び降りて客席で歌ってしまうような、自由奔放なめんどくさいタイプのボーカルでしたので…。(笑)
わたしのわがままに随分付き合ってくれた当時のメンバーにはごめんねの気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいです。
ステージからフロアに降りて、お馴染みのファンの方から初めて出会ってくれた方まで。この曲を、1人1人の目を見て歌うのが好きでした。
フロアのお客さんと、時には握手をしたり、ハイタッチをしたり。時にはマイクのコードを引っ張ってもらったり。(笑)
フロアから振り返って、しっかりと音を支えてくれているメンバーと目を合わせるのも好きでした。
わたしにとって、この曲と、この曲が作ってくれる温かい空間は、とても特別なものでした。
振り返ってみると、もしかするとこの歌詞を書いた時、わたしは結構何かに悩んでいたのかもしれません。
けれど、そんなことすら、今はもう忘れてしまいました。
同じように、今のわたしの悩みも、何年後かにはすっかり忘れてしまっているのかもしれません。
きっと「その時はその時」なりの、心の奥底から「伝えたい言葉」があったのだと思います。
なんだか、昔の自分にとても良い感情を思い出させてもらったような気持ちです。
3.ライフメーカー。
あなたの心の、奥の奥を。
ぎゅっと締めつける歌、うたうよ。
あなたが歩くその歩幅は、左や右とは違うでしょ?
急ぐ必要はないよ、前を向こう。
チャンスを掴みたいなら、出逢いにゆこう。
愛されなくたっていいよ、あなたが誰か、愛せればいい。
笑うの辞めたっていいよ、我慢しなくていい。
泣きたい時に、一緒に泣こう?
あなたはひとりじゃない。
大切な人を困らせた。
「わたしダメだ」と責め立てた。
そんな時に差し伸べられた、手をぎゅっと握る勇気がほしい。
あなたはあなたのままで、後ろ向こう。
あなたが特別なんだよ、世界にひとり。
「自分を信じること」ただそれだけで、未来は変わる。
上手く行かなくていいよ、傷ついてもいい。
それで”誰か”を救えるなら。
手と手で繋がろう。
わたしは、あなたを知りたい。
わたしは、あなたを愛したいよ。
わたしは、あなたに救われた。
わたしは、あなたにまた会いたいよ。
4.最後に。
久しぶりにピアノに触れて、全然弾けなくて、ちょっぴりムキになりました…。(笑)
引退してからめっきり歌を歌うこともなくなり、トレーニングもしていないので、昔のように声も出ませんでした。
けれど、わたしはやっぱり歌を歌うことが好きみたいです。
会社員になり、1つも曲が書けなくなりました。
感情がなくなってしまったかのように、パタリとメロディも歌詞も浮かんで来なくなりました。
わたしらしい生き方に戻れた今、また曲が書けたらいいなあ…!
そんなふうに思える日が来たことを、とても嬉しく思います。
確か、「人生をこの手で作る人」みたいな意味でライフメーカーというタイトルをつけたような気がするのですが、英語がめっぽう苦手なわたしは、それが合っているのかちょっと変なのかもわかりません…。(笑)
ピッチが途中で速くなりすぎた上に、ちょっと間違えましたけど、これはおまけです。(笑)
わたしは、苦手なことを必死に頑張ってできるようになるという人生をあきらめ、自分が好きだと思えることを、全身全霊で自分らしく表現する人生を選びました。
未来は正直、不安だらけです。(笑)
けれど、近年突然コロナウイルスが猛威をふるったかのように。また、自然災害が多くのものを奪っていったかのように。未来なんてものはきっと、誰にでも平等に、何が起こるかわからないものなんですよね。安定なんてものは、どんな道を選んでも、実は存在しないものなのかもしれません。
その、グラグラとした不安さえも楽しめるような、強い心のあり方を、これからも色々な経験から、学んでいきたいなと思います◎
最後まで読んでくださり、有り難うございました!
それではまた、次回◎
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