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#289 【ホル活】各部位の代表選手(後編)性ホルモン|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

ホルモン由来の薬なら自分で出せるカモ

前回からホルモンのシリーズに入っています。

体調を崩したり、ニキビができたりすると
「ホルモンバランスが崩れていませんか?」
という広告が気になってしまいます。

そもそもホルモン、ホルモンバランスってどういうこと?
と思っている方もいるかもしれません。
“目に見えないもので調整が難しい”
というイメージもあるのではないでしょうか?
ホルモン由来のお薬は処方されますし、
皆さんも一度はお使いになったこともあると思います。

『えっ、その薬、自分で出せるものなの⁉』と思いましたか?
薬でしか入れられないものと思いがちですが、
実は身体の中でちゃんと作られます。
自分が適量を出せれば、
身体の不調が整うというものなんですね。

足揉みでは、ホルモンが出る器官や
命令する器官をしっかりと刺激することで
自分の状態に合ったホルモンの量を調整して
適量出せるように促しています。

前回のおさらいですが
ホルモンはどのくらいの量で
身体の様々な機能を調整することができるでしょうか?
―そうです。水をいっぱい張った50mプールの中に
ティースプーン一杯の薄さで十分なんです。

血液の中で働くホルモンは
ごく微妙でちゃんと機能を果たすことができます。
ですので、毎回毎回、外からホルモンを身体に入れるというのはどうなんでしょうね。
その人に合った量を適切に処方されているかどうか、
疑問なところであります。
あまりにも長期間外部からホルモンを入れてしまうと
ホルモンを出す器官が怠けてしまって
出し方を忘れてしまうことになりかねません。

自力でホルモンを出すことができなくなると、
ずっと薬を取り入れ続けるしかなくなるんですね。

そしてホルモンは1種類だけの話ではなく、
他のホルモンたちとも連携しています。
1つのホルモンだけを多く入れてしまったら、
他のホルモンにも影響しますし、
不具合を招きかねません。
それが副作用ということですね。

ちょっと前置きが長くなりました。

各部位の代表選手(後編)

主なホルモンの種類と主な作用をお伝えしていた途中でしたね。
ホルモンが出る場所、
どんなホルモンか、どういう作用があるか
というのをお伝えしていました。
・脳の下垂体前葉
・松果体
・甲状腺
・副甲状腺(上皮小体)
・副腎皮質
・副腎の髄質
までお伝えしました。

あと3ヶ所紹介しますが、検討つきますか?
割と皆さんが知っているホルモンになります。


●膵臓 → インスリン
脂肪細胞、筋肉、肝臓へのブドウ糖の取り込みを増加させる作用。

ブドウ糖はグルコースという形に変化しています。
「血液の中の糖の量が多くなったから体内に取り込みなさい」
と命令を出すのがインスリンです。
血糖値が上がって糖尿病が進んでいくと
自分でインスリン注射を打つことになります。
インスリンを補わないといけないことになるんですね。

●卵巣 → エストロゲンとプロゲステロン
この2つのホルモンについて表現するときに
ホルモンバランスが崩れる・整っていると表現するのだと思います。

エストロゲンは、一般的には女性ホルモンとも言われます。
卵胞の発育、成熟促進、子宮内膜の増殖という働きがあります。
卵の発育だけでなく
お腹にできた赤ちゃんの発育にも関わります。
ですので、赤ちゃんの栄養は血液ですね。
血液からしか栄養が取れませんし、
細胞分裂を活発にするために
たくさんの毛細血管が卵巣や子宮にあるんです。
血液の流れがよくなって、
赤ちゃんの生育に必要な細胞の材料を運ぶ、
そして骨を作るということで
エストロゲンにはあと2つ付け加えたい作用があります。
それは血管を柔らかくするのと
骨細胞を作るのに必要なホルモンでもあるということ。

もう一つ、プロゲステロンというホルモンは黄体ホルモンといいます。
妊娠の維持や乳腺の発育促進、
そして基礎体温の上昇に作用します。
不妊治療をしているとエストロゲンやプロゲステロンという言葉は
しょっちゅう耳にしますね。

●精巣 → テストステロン(男性ホルモン)
男性ホルモンは筋肉増大、骨格の発達ということで
男性らしい身体を作るのに関係しています。
男性らしいというよりも、
筋肉を作って、骨格の発達をするのは、
人間として生きていく上で欠かせないものですね。

女性は精巣がないですが、
女性の男性ホルモンが出るところは副腎。
この性ホルモンで言うと
女性も男性も男性ホルモンがベースなようですね。
そして女性は女性ホルモンを増やすことで
女性の機能を果たすようになっています。

ということで、
たくさんの部位から多くのホルモンが互いに作用しあって
連携プレイをして働きます。

ホルモン分泌異常による病気

極微量でちゃんと効くホルモンたちです。
そのホルモン分泌異常で起こる内分泌疾患としては
代表的で簡単にお伝えできるものとして

・成長ホルモンが減少すると
成長ホルモン分泌不全性低身長症という病気があります。
・成長ホルモンが過剰に出されると
末端巨大症となります。
ジャイアント馬場さんはこれだったようですね。

・甲状腺ホルモンが少ないと
甲状腺機能低下症、一般的に橋本病と言われるものです。
・甲状腺ホルモンが多すぎると
甲状腺機能亢進症、一般的にバセドウ病と言われるものになります。

・インスリンが少ないと糖尿病になります。
少ないので、自分でインスリン注射を打つことになります。

・コルチゾールというホルモンが多すぎると
クッシング症候群という疾患が出ます。
あまり聞き慣れない病名ですが
顔がまん丸になるムーンフェイスだったり
赤ら顔や毛細血管が皮膚の表面に浮き出したりなど、
体中に影響及ぼすので
特定するのに難しいものかもしれませんね。

代表的な内分泌疾患もお伝えしました。

足揉みでは、
ホルモンが減少している・していないにかかわらず、
ホルモンに命令する部位、
ホルモンを出す部位の刺激もしっかりとしていきますので、
自分で自分の適量が出るように促せて
身体の健康に貢献していると思います。

それではきょうも長くなりましたが、
最後まで聞いてくださりありがとうございます。

また引き続きホルモンについてお話しします。
ゆっくりお休みくださいね。

シャローム
またね



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〈自己紹介&メッセージ〉

今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

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