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Seattleへ。(4)

今振り返ってみると、たった数カ月前のことだけれど、
noteを書きながら嗚咽している自分がいて
(ほんと恥ずかしくてなさけない)
犬の死をまだ消化できていないということ
その時に負った傷は私にとってはとても深いものだった
と気がつかせてくれる。

・・・シアトルに行って、友人家族の家にホームステイさせてもらって感じた大切な気づきを残しておきたくて、その気づきを実行したくて書き始めたnote。

前置きを書いていたら随分長くなってしまった。

でももう少し、前置きとして、私が休んで何をしていたかも書いておきたい・・・。


休む直前は、もう毎日、悲しくて悲しくて。
犬のことを考えて夜中に泣いて
泣きはらした目で会社にいったこともあるし、
休まざるおえないこともあった。

うつ病と言わざるを得ない。

とお医者さんは言った。

ストレートな物言いに、少し傷つき、
ほっとし
そんなあっさり診断されるなんて思いもしなかったし、
お医者さんにこなかったら、まだ働けていたかもと思うと、
怠けているような罪悪感もあった。

楽になりたくて
休んですぐに転職活動を始めた。
頻繁に面談にいったり、エージェントに話を聞きにいったりした。
ワクワクしないし、なんとなく違うな〜と「引いている」のに笑顔で話しを合わせて、志望理由を作った。

10年前くらいに流行したSATCというドラマの中で
主人公が失恋の末に有名なセラピストのカウンセリングを受ける。
その時に言われるセリフがずっとひっかかっていた。

これまでの恋愛で、共通していることが一つある。
それは、あなた。


つまり、主人公は恋愛がうまくいかないのは相手にあると思っているが
他人から見ると「自ら合わない相手を選んでいる」自分が、恋愛がうまくいかない原因でしょ、ということ。

私もこれかもしれない。
自ら合わない仕事を選んでいる。

さらに
アスリートの為末大さんのTwitterで

----だけど、++している

という相反する行動をヒトはつい、やってしまっている
というような主旨のコメントを見た。

プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーが相殺しあって、その場から動けない、そんなゼロの状態。


例えば
お医者さんは毎回、
寝れてますか。
食べてますか。
と聞いてくる。

寝れてますが起きます。
(食べたいかどうかは別として)食べてます。
と私は答える。
(これも、ねじれてる・・・)

疲れているのに、休まない。

私、方向性、間違ってる。

これまでひっかかっていた言葉の真意に
ふっと気が付いて
好きじゃないのに惰性で頑張っていることを辞めようと思った。
そして、もう仕事が決まったことにして、決まっていた面接に断りの連絡を入れた。

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