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今を生きよう。

今を、生きよう。
これを毎日、自分に言い聞かせている。

犬が死んで一番後悔していること、それは、犬が生きている間に、犬との幸せな時間を謳歌しなかった自分の姿勢に対してだ。

これまでの私は、
仕事のストレスに押しつぶされ、
過去や未来を憂いたり、
本当には起こっていないだろう妄想に嘆き悲しむ事に多くの時間を費やし、
せっかくの犬との幸せな時間をみすみす潰してきたことだった。


犬との時間、掛け替えのない、犬の人生を、一緒に過ごしたかった。
それが、できなかった。

だから、自分を許せなくて、悔しくて、くやしくて、くやしくて、くやしくて、くやしくて、くやしくて、くやしくて、くやしくて、くやしくて...。

涙が出て腹が立つ。
なんて無駄なことをしてきたのか、と。
あの子を、ちゃんと見てあげたかった。
でも、その願いは、もうかなわないのだ。

今を生きる。今の幸せを、しっかり感じて、大切にすること。今を見つめることは、私にとっては苦しい作業だ。だけど、もう、逃げたくない。

それが、犬への供養になれば。

そう信じて、今を、大切にする気持ちを、毎日、振り返る。

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