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経済学部卒デザイナーが転職までに得た学び③人を頼るということ

先日の、私が未経験&別業界からデザイナーに転職するまでの話を書きましたが、その経験から得た学びについてをシェアします。

第3弾は、
「人を頼る」
です。

散々、頼ったプータロー

こちらの記事でも書いたのですが、私はプータローになったことに伴い、人を頼りまくりました。

まず、友人やスクールの仲良くなった先生に甘えていました。
「いーよいーよ、ここは払っとく」と言ってくれたら、申し訳ないなと思いつつも全力で甘えました。
とは言っても、さすがに自分から誘ったらちゃんと払います。2軒目は奢ったり、アルバイトの時期に少し余裕が出た月は少しだけで恐縮ですが多めに払ったり。
というか、そもそもあまり誘えなかったんだけど(笑)

アルバイト時代も時給UPをすべく上司を頼り、上司は部長に相談を通していただきました。(これも頼ったうちになるかな?)

あと、実家に頼りました。
田舎なので、お米や野菜をいただき、なんならお菓子とか洗剤とか、あらゆる生活品をちょっとずつ追加してもらいました。
自分で宣言して家を出たのに、めちゃめちゃ頼りました。(なんて都合のいい・・・)

”迷惑をかけてはいけない”の呪い

頼りまくったと書いておきながら、私は頼るのが苦手です。
結構まわりにも頼り下手という方が多くいるような気がします。
これの元をたどれば、
「ひとに迷惑をかけてはいけません」
という教えが根強くあるように思います。

嫌ですもんね、自分が起こした何かで、人の時間を奪っているとか、相手の手間が増えるとか、尻拭いをさせてしまうとか。
あーやだやだ。考えただけでやだ。

「頼れない」の本質とは

今年の目標を『本質を追求するyear』としている私なので、ここで考えてみることにしました。

頼れない

=迷惑かけたくない

=ていうか迷惑かけたときの自分が嫌

=むしろダメなやつって思われたくない

=つまり自分ができない人間のようで嫌

=結局、自分をどこかで信じていたい

というのが今のところ私の中で導き出された本質です。
(うーん、どうなんだろ、、誰か教えてほしい)

実は迷惑ってほとんどかからない

自分が”頼ろうかどうしようか”という考えが及ぶ範囲って、ある程度コミュニケーションを取っている相手に対して思い浮かぶ発想なのではないかな、と最近思ってきました。

逆の立場だったらどうなんだろうと考えてみました。
不思議なことに自分が頼られる分には迷惑だと思うどころか、頼られて嬉しいとすら思います。だって裏返したら、褒められてるのと一緒ですもんね。(え?都合いいですか?)

迷惑をかけるって、自分のせいで相手が名誉を落としたり、心身の痛みを与える事態になったり、相手の大切なもの・ひとを傷つけたときなのではないでしょうか。

迷惑かも…と思うことは、意外と自分がそう思い込んでいるだけで、ほとんどの場合迷惑に感じないのではないかと思います。

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人を頼っても良いと思う

冒頭に書いた頼りまくりエピソードですが、結局、これによって信頼が崩れた覚えはありません。(気づいてないだけだったらめっちゃ恥ずかし…)

そのポイントは「恩返し」だと思っています。

お世話になった友人には別の機会に奢り返す、お土産やお持たせを渡す、相談に乗る、とにかく何かしらの形でお返しをします。
アルバイトをさせていただいた会社には、時給を上げていただいた分もちろん仕事で返します。
実家に頼った分、親が安心するよう健康に過ごして、仕事などで活躍します。(活躍に関してはまだまだ足りませんが)

結局、頼っても良くて、問題は頼ったら恩返しを忘れないことが大切かなと思うのです。なんなら倍返しで恩返し(あ、韻踏んでもた)

そして、もしも迷惑をかけてしまったなぁと思うなら、全力でその方の名誉が挽回できるように頑張っていくしかないかなと思います。


YES!頼りましょう!頼った方には自分が成長して恩返し!以上!


※アイキャッチの画像は、sakamototakumaさんから拝借しました。なんかかたっぽが頼ってる雰囲気あるし、なんせ長野なので選ぶしかないですよねー。シナノスイートめちゃめちゃ美味しいんですよ。たしか9〜10月頃が旬で、あぁリンゴの季節が始まったなって思います。ありがとうございます。

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