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ただの経済学部出身者が、プータローを経てデザイナーになる話(10代編)

「描ける×書けるデザイナー」のうっちーと申します。

美大や専門学校でないけどデザイナーになりたい方へ贈りたい話

あまり話す機会がない私がデザイナーになった話を書いてみます。
よく「美大出てるんですか?」ということを聞かれ、
「いえ、バリバリの経済学部です(笑)」とお答えすることが多いです。

そしてデザイナー志望の方も「私、芸大とか美大出てないし、自信無いです」という声もよく聞くし、かつての自分もそうでした。
これを読んで「私でもなれるやん」と希望を持っていただけるなら幸いです。

まずは、「ほんで、誰やねん」ということもあるので、育ちについてお伝えする回にします。

流行は半年遅れで入ってくる、田舎の出

そう、ど田舎なんです。
小学校までは片道4キロ、中学校は幸い1キロですが標高差500mくらいは登るのでしょうか、しらんけど。
高校はもはや車で送ってもらうか、原チャ許可もらって行くか、最寄り駅まで4キロ歩いて電車30分乗って通学するか、です。

高校生の頃はファッション誌を見て憧れるけど、それっぽい洋服を扱うお店はなく、当時はスマホなんてものはなかったので雑誌で見る流行は半年遅れか1年くらい遅れてお店で見る、といった記憶があります。

ちなみに長野県です。山と水はめちゃくちゃ綺麗です。

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大学にとりあえず行きたいだけ

働きだしてから、たまに高校生や大学生と話す機会があるのですが、
本当にみなさん将来をよく考えているのだなぁ、、、と本当関心してしまうのです。

「○○になりたいので、この大学がいいかなぁと思います」
「○○したかったので今の大学に入りました」

もちろん人生経験が十分でなければ、まだ想像できないこともたくさんあるでしょうけども、見えないなりにもすごく調べて、それで質問をくれる。

これは本当にすごいことだと思います。

なぜなら、私は全く将来のことなど考えていなかったからです。
イメージのイの字もなかった。
高校は進学校でしたが、上のきょうだい2人も通って大学へ進学したので、自分だけ道を外すシナリオはあり得ない。
プレッシャーとプライドだけで大学に行けたらOK。浪人はかっこ悪いからストレートで入れるところに入りたい。
ただ、それだけでした。

書いてて嫌になっちゃうよ、ほんと。

特に勉強したいことがないから経済学部

そんなわけで、京都の大学へ無事受かりました。
私の中では
・京都に住める
・一人暮らしができる
・受験受かった
ということだけで、大成功。

正直どこの学部でもよかったけれど、英語・国語・社会が苦手、数学ちょっとマシ、だけど理系ほど数値が得意じゃない、というなんともどっちつかずの致命的な文系でした。終わってる…(笑)
だから、数学がある経済学部が一番受験しやすかったのです。

親には、「経済学部は就職に困らない」という調べもしてない勝手な言い分を通していました。
せめて経営学部行っときゃよかったなぁ・・・とは社会に出てから思うのですが、なにせ、文系科目が撃沈だったんで仕方ない。

そんなこんなで10代は終わっていくのでした。

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お気づきかもしれませんが、デザインの「デ」の字も出ていません。
あたしゃ何の話をしに書いたんだ。
それくらい、デザインの道がどうだとか憧れとかなかったのです。

次回はデザイナーという夢に目覚める話を書いてみます。
お読みいただきありがとうございました。




※アイキャッチの写真はkitsuneno4meiriさんの写真をお借りしました。
鳩時計・・・色々萌えました。ありがとうございます。

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