私の起業ストーリー ~メイク講師になるまで②~
10歳の夏、ある大事件が起きました。
それは、6月の日曜日のこと。
おやつを買いに行こうと思って、
ミッキーマウスの貯金箱を開けようとしたところ
なぜか空かないのです。
柔らかいゴム製の貯金箱だから、
カッターナイフで開封することにしました。
不慣れな手つきで切り込みを入れ始めると、
手が滑って指を少し切ってしまいます。
ここでやめておけばよかったのに、
上手く切れなかった箇所を
もう一度、再チャレンジ…
きっと変な力がかかったのでしょう…
左手の親指の付け根を
カッターでザックリと切ってしまい、
大きく傷口が開き
自分の骨が見えるほど
深く切り込んでしまいました。
すぐさま母を呼んで、
隣町の総合病院へ行って手術。
麻酔を3本も打たれ、
注射が大嫌いな私は更に大泣き。
手術が終わる頃に
ようやく麻酔が効き始め、
私の気持ちも少しずつ
落ち着きを取り戻しました。
このナイフで身体をえぐるように切る
なんとも気持ち悪い感触は、
30年以上経った今も忘れられません。
そして、カッターナイフ事件が、
メイク講師に進むきっかけとなるのです。
つづく
「私の起業ストーリー ~メイク講師になるまで ①~」
を、まだ読んでいない方はコチラをご覧ください。
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