映画館と本。

ある日、本屋でふと「あ。お茶について詳しく知りたいなぁ。」と思い店内をうろうろと見て回っていたら『日日是好日』という本の表紙のお茶の写真が目に飛び込んできた。「あ。これお茶のお話の本やないかな?これ買ってみよう。」と思いさっそく購入した。

本の帯に、映画化されていることが書いてあったので、映画も観てみたいなと思い、DVDも借りた。

まずは本から読んでみようと、読み始めた。隙間時間にちょこちょこと読み進めているので、まだ半分ほどしか読み終えていない。でもDVDの返却期限が明日まで…本はまだ途中までしか読み終わってないけどDVD観ようかな。と思い観てみた。

映画を観ながらなんとなく、なんだかもっと深い話だったような気がするのだけれど…と思った。なんだかさらっと表面だけが流れているように感じた。確かにストーリーは本の通りではあるけれど、伝わってくるものが軽いというか、薄いというか、なにかもったいない気がした。

お茶から学べる事についての内容が本のようには伝わってこない。私はこの本を読んで、お茶を習ってみたいなと思った。それはお茶から人生や生き方についても学べると、本の文章から伝わってきたからだった。でも、映画しか観ていなかったら思わなかったかもしれない。

やはり活字はいいなと思った。本が好きで本を読むことが好きで良かったと思う。本に並んでいる文字や言葉たちから伝わってくるものには深みがある。頭の中に想像の世界も広がる。私は本をこれからも読んでいきたい。本から学ぶ事は沢山ある。『日日是好日』をもし映画でしか観た事のない方がいらっしゃるなら、ぜひ本をおすすめしたい。

映画はやはり映画館で観るのが私は好きだ。それと同じように本を読むのも好きだ。映画館で観る映画も好きだが、本を読むというのもやはり良いものである。どちらも捨てがたい。

この記事が参加している募集

文字を綴ることで誰かの何かの気づきに繋がればと書いています。いいなと思われる記事がありましたらサポート頂けると嬉しいです。