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舌を使って料理をすること。あえて不便を選んでみる。


今朝ふと思ったこと。
〝便利に慣れすぎないようにしよう〟
あえて不便を選ぶ。
というか不便を生きられる私
になろうと思う。

皆さんはお味噌汁や煮物を作る時、出汁はどうしていますか?
出汁を自分でとるほうが
体にも良いし美味しく仕上がる
というのはわかっていつつ
私はいつも市販の出汁の素を
使っていたのです。
なぜなら便利だから。
化学調味料は身体に良くない、
だからせめて無添加表示のあるものを
とそういうものを選んで使ってました。
しかし、不便に慣れるためと身体のために
ちゃんと自分で出汁をとることを始めようと
心に決めて行動に移すことにしたのです。

それで昨日、かつお節を買ってきました。
昆布はいつも水炊きのときに使うものを使おうと思います。
昨夜YouTubeで出汁の取り方を見て大体のやり方を覚えたのでさっそくやってみようと思います。

なので今日は作った出汁を入れておく容器を買いに行こうと思います。

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昨日の夕方、ポストを覗くと、年末に注文した本が届いていた。
少し前に、cheesecake25さんのnote

で知り、さっそく購入し読んでいる『私の生活改善運動』という本の中で紹介されていて気になったので注文してみたのだった。
まだパラパラと見てみただけなのだが、序盤の言葉から、すでにもうこの本買ってよかった!という気持ちになった。

コンビニで弁当を買う、
スーパーでパックに入った惣菜を買う、
電子レンジで温めて食べる。

忙しいから、仕方のないことかもしれない。
自分には時間がない。
本当のところは、そう思い込まされている。

社会は人を懸命に働かせて
時間を奪い、エサを与える。
体が壊れて、医者と薬の世話になることも含めて
すべてがうまく循環している。

この〝奴隷の輪〟から抜け出す方法は
料理を自分の手で作ること。

料理は、〝生きる術〟。
それを知るだけで、あなたは自由になる。

『最初に読む料理本』より

出汁を自分でとることも、不便を生きるってことだと思うし、できあいのものではなく自分の舌で味をみながら料理をすることもある意味不便を生きることに繋がる気がするのだ。

自分で味を確かめながら、思う味にしていくのは、簡単そうで簡単ではない。
食堂をしていた母や祖母が自分の舌で味を確かめながら料理を作っていた姿を子供の頃から見ていた。
たまに自分で味付けをしてみるとき、なかなか母の味にならなくて、いつも自分の舌を使わないとだめなんだなぁと思わされる。

今はなんでも調味された〝素〟というのがあって簡単に味が決まるので楽にご飯が作れるけれど、本当はだいたいのものは調味料を使って自分で味を作れるのだ。
それを知っているけれど、めんどくさくてつい便利な〝素〟に頼ってしまう。
しかしそこをあえて不便を選んで、
自分で安全なもので料理を作りたい。
私は今、そんな気持ちでいる。
そんな気持ちにぴったりの本が届いたというわけだ。

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