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自分の喜びとしあわせをいきる

2024/01/30(火)
ほぼ一日、家で過ごした。久しぶりに読みたくなった本を持ち出し、開いてみる。

お弁当のおかずのヒントをもらう。
昔の人の暮らし方からは生きる力をもらう。


そろそろ、お弁当のためにもおかず貯金という名の作り置きをしておかなければ…と思いお弁当の本を開いてヒントをいただく。
夕方になり、作り置きと夕飯の支度をしなければならない時間だが、今日一日動いていないことが気になって、少しでもウォーキングに行きたい気持ちがわいてきた。
どうしようかなと迷った末、外の空気を吸うことや、空をみたり道の脇にある畑の様子をみたりすることで気持ちが晴れていくことを思い、やっぱり行こう!とサッと上着を着て歩きに出た。
10分ほど歩き戻ってくるとやはり気持ちが晴れていて、ウォーキング行ってよかったなぁと思った。

そのあとすぐ夕飯とおかず貯金をつくる。
一瞬、今日は作らず外食しようかという気持ちになりかけたが、作り始めるとこれもウォーキングと同じく、気持ちがすっきりと整っていくのがわかった。
作り終わって食べる頃には、作ってよかったなぁという気持ちになっていた。

朝、床の中で眼をさますとすぐ考えるのは、その日の献立だった。
雨戸の隙間から明るい陽の光が洩れていればーーサッパリと口当たりのいいちらしずしなど、どうかしたら……冷たい雨が庇を叩いていれば、温かい鍋物にしようか、など……冷蔵庫の中味もいっしょに思案するのが習慣になっていた。

〜中略

今夜はおそくなる、とわかっているときは、朝、出がけに家人の夕飯をーー温めるだけでいいようなものをととのえておいた。
夕方、早く帰れる日は、家へつくやいなや、手早く着替えて台所へとんでいって料理にかかったがーーそれにしても、買物だけは、通いの家政婦さんに頼んでおかなければならないーーそのために、献立をキチンと書いて渡してゆくことになっていた。

わたしの献立日記より

沢村貞子さんの言葉に心が清々しくなり、私も頑張らねばと思わされる。



先日、ふと見返していたノート。
去年の6月に書いていた言葉に自分で励まされる。

2時間残業した。
まっすぐ帰ってご飯を作った。
作ったご飯を食べるとおいしいし、忙しくても心が満たされる。
コンロもきれいにした。きもちいい。

2023/06/18日記より

残業終わりにどこかへ買い物に寄って、たいして食べたくないものの中から選んで買って帰って食べるのと時間的にも変わりないし、買ってきた、たいして食べたくないものを食べた時は気分が下がる。
買い物さえしておけば、残業してもまっすぐ帰って作ることはできる。
どうしても疲れて作る気力がないときはなるべく美味しいものを買って帰ればいいと思った。



ふと思ったことがあって、昨日ノートに書き留めていた。

いろんな人の生き方を見て、いいな、憧れるなと思うけれど私は私の生き方でいいんだなって今ふと思った。
同じ人生を生きている人なんていない。
みんな一人一人ちがう人生。
その人なりの人生。生き方。
人の生き方を真似てもしあわせにはならない。
自分の人生をまっすぐ生きたとき、
そこに私の人生があらわれて、しあわせを感じられると思う。
生き方に正解も間違いもない。
きっとそう。
一人一人。自分の感じるものに従っていく道が
その人の生き方であり、それでいいんだと思う。
自分の真ん中を知り、そう生きること。

2024/01/29日記より


ある人は畑をしながら田舎に暮らしている。
ある人は都会から田舎へ移住した。
YouTubeやらインスタやら見ていると、そうやっていろんな人の暮らしや生き方を目にする。
そのたびにそれがいいのではないか?
と自分はどうしたいのかを考えずにいちいち揺さぶられていた。

しかし、一番大事なのは、自分はどうしたいと思っていて、どう生きることに喜びとしあわせを感じるのか?について知ることだった。

いまだに迷うことはあるけれど、私はこれでいいと自分の感覚を信じて生きていきたいと思う。

沢村貞子さんの本にもこんな言葉が。

お隣りの部屋に新しいクーラーがとりつけられても、お向かいにピアノが運びこまれても、あわてることはありません。
人並みの暮らしとは、他人と同じ暮らしをすることではなく、今のあなたにふさわしい、個性のある、人間らしい暮らしのことですものね。

わたしの茶の間より

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