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自分の人生は自分で決める

自分の目の前の道が二つに分かれているとして、あなたはどちらに行きますか?

Aの道は、今まで歩んできた道の延長線上にあって現状維持ができる道。
周りも認めてくれる安全な道。
でも自分では、今と似たような景色しか見られないだろうと感じ、どこか物足りなさを感じる道。

Bの道は、今までの道とは全く違う道で、デコボコなのか平坦なのか予想もできない、行ったことのない新しい道。
周りは「何があるか分からないよ。危ないかもよ。やめときな。」と止める道。
でも自分は「何があるんだろう?」と興味をひかれる道。

あなたはどちらの道を選びますか?
それはなぜですか?
どういう基準で選びましたか?

私が教員を辞めると人に言った時、みんな口を揃えて「もったいない。」と言いました。
なぜもったいないのかを聞くと、「安定してるから。収入が無くなるから。世間体がいいから。将来安泰だから。福利厚生がいいから。」
こんな言葉が返ってきました。

多くの人は、お金や安定を基準に道を選ぶんですよね。
もちろん私もお金の不安がないわけじゃないし、安定に魅力も感じます。
お金がなきゃ生きていけないし、不安定な状態が続くのはしんどいです。

でも私には、お金や安定よりも大切にしたいものがありました。
お金や安定を選ぶことで、大切なものを失うことの方が怖かったんです。

その大切なものとは、自分の感覚、感性です。
私は自分の感覚を基準にして道を決めたかった。
自分の感じ方や物の見方、考え方を尊重し、大切にしてあげたかった。

だって、自分が一番の自分の理解者ですからね。
35年間ずっと一緒にいますから。

あなたが人生の岐路に立った時、大事な人生の選択を、他人に委ねないでください。
多くの人は、安全なAの道を選択して歩んでいて、Aの道がいいと思っている。

でもあなたがBの道がいいと思うなら、それが正解なんです。
だって、あなたの人生ですから。
正解はあなたしか知らないし、その選択を正解にできるのも、あなたしかいません。

そして、選択肢がAとBの分かりやすい2択なら楽ですが、実際の人生ではそんなに分かりやすくありません。
選択肢がたくさんあるし、道なき道を進まなきゃいけないときもある。
自分で考えて、どちらへ進むか決めていかなければいけません。

あなたの人生で一番大事なものは何か、決められていますか?
決めたものを選べていますか?


他人は、目に見えるものしか見ません。
悩んでいるあなたの気持ちは目に見えないから、過小評価され、時には無視されるんです。
それは仕方ないこと。
周りが悪いわけじゃない。

大事なことは、自分が大切にしたいことを自分で決めて、それを守るために行動すること。
自分で自分を一番に応援しよう!

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