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あなたも私も、みんながトクする自己紹介とは

こんにちは。放送作家の板橋めぐみです。
テレビやラジオの企画・構成の仕事を始めて、かれこれ20年以上経ちます。
去年まで5年ほど大学講師として、メディア関連の授業を担当していました。
最近、一般の方々の自己紹介をお作りする
「自己紹介オーダーメイド」というサービスを始めたところです。

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自己紹介の一挙両得な「絞り方」とは**

前回は、自己紹介で大事なのは、
〇〇に詳しい「○○の人」(例:袋麺の人、信号機の人、おはぎの人)と
覚えてもらえるよう、自分のアピールポイントを一つに絞ること! 
というお話を書きました。

今日は「絞り方」について書いてみます。
この絞り方がうまくいくと、
あなたも私も、みんながトクする自己紹介になります。

以前、お相手に興味を持ってもらえる自己紹介には3つのポイントがある、
という話を書きました。

「自己紹介に活かせる『面白い番組3つのポイント』」

その3つのポイントとはこちら。

1.わかりやすい
2.共感できる
3.役に立つ

この3つのポイントが備わっていることが望ましいです。

アピールポイントを「一つに絞る」ことは、
「わかりやすい」につながります。
ここでぜひやってほしいのが、
「相手のお役に立てる要素を一つに絞る」ということ。
的確に絞れると、
「わかりやすい」「役に立つ」の2条件をクリアーできます。

しかも、お相手にとっては「この人はこんな面で私の役に立ってくれる!」が
すぐにわかりますし、
自己紹介する側にとってもお相手に印象を残せ、次につながり、
良いことづくめです。

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「なんでもできる」は命取り 得意は「一つ」に!**

ここでも要素はできるだけピンポイントに絞ってほしいです。

例えば弁護士さんの場合、
「弁護士」という肩書きだけで絞り込みは十分に見えます。
でも、自己紹介された相手からすると
「この人はどんな場面で役に立ってくれるのか?」がわかりづらいのです。
大抵の弁護士さんは、離婚や相続、事故や企業法務など
幅広く手がけていらっしゃるので「なんでもできますよ」と言いがち。
でも「なんでも」「幅広く」できる、と言った途端に
「何で役に立てるのか」がぼんやりしてしまいます。
そこで「離婚」「交通事故」「企業法務」など得意ジャンルを一つに絞って
お話しすることをおすすめしています。

以前、ご相談に来てくださった方の中に、
ワークショップを通じたメンタルトレー二ングをされている男性がいました。
その方の場合は
「人間関係のトラブル全般、なんでも対応できます」ということでした。
でも「人間関係」だと幅広すぎて、ぼんやりしてしまうんですね。
この方の場合は、特に「夫婦関係改善」がお得意とのことだったので、
自己紹介でお話する要素を「夫婦関係」に絞ってもらいました。

とはいえ、「自分は『離婚』以外にも色々できるのに!」
「夫婦関係以外にも親子や友人関係のワークもできるのに!」
「他の要素は捨ててしまうのか?」という疑問も当然生まれるでしょう。
もちろん、捨てるわけではありません!

この続きはまた次回。

皆さんの魅力が開花することを願って、毎回、お花の写真をアップします。

放送作家の「自己紹介オーダーメイド」にご興味のある方は、
こちらまでお願いします!  
https://www.megumi-itabashi.com/self-introduction

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