![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144731480/rectangle_large_type_2_daa4690a4b349a411d8c2e87cd7ecb1f.png?width=800)
(管理)栄養士が『栄養価計算』で起業した方法。
1 自己紹介
はじめまして。『浅香恵美』です。
私は、2023年3月に、公務員(県職員)を退職しました。
現在は、もともと持っていた『管理栄養士』の資格を使ってフリーランスをしています。
フリーランスの仕事って、どんなことしてるの?と思った方は ↓ の記事も合わせて読んでいただけると理解が深まると思います。
2 自分の強みを生かしたビジネスを考える
皆さんは現在、(管理)栄養士としてどのようなお仕事をなさっているでしょうか。学校・保育園・病院・老人保健施設・行政機関など様々な場所で、給食経営管理・栄養指導・特定保健指導・料理教室など様々な分野で、ご活躍なさっていると思います。ビジネスを始める際は、自分の得意なこと、強みの中からビジネスを構築していくことが、1つのポイントになってきます。
私の場合は、元公務員(県職員)であったことから、法律や政策・制度設計などの行政領域が得意で、母子保健・成人保健(母子栄養・成人栄養)に関すること、特に離乳食や特定保健指導などができるかな?というところから、スタートしました。逆に、集団給食などの給食経営管理(献立作成)は全く実務としてやったことがありません。献立作成のお仕事のご依頼を頂いたこともありますが、責任をもってお引き受けできないなと思い、お断りしました。
ビジネスは自分の得意な分野で。これは基本的な考え方になります。
3 『栄養価計算』で起業することをおススメする理由
2 で『自分の強みを生かしたビジネスを考える』とお伝えしましたが、(管理)栄養士であれば、どなたでも、始められるビジネスがあります。それが『栄養価計算』です。(管理)栄養士の資格をお持ちの方であれば、どなたでも『栄養価計算』をすることができます。私は、栄養価計算で、フリーランスとしての第一歩を、そして、個人事業をスタートしました。
栄養価計算は、個人の強みというよりは、(管理)栄養士という資格が持つ強みです。それゆえに、『資格が持つの強み』を活かしたビジネスなので、栄養価計算起業は再現性が高く、(管理)栄養士の方なら、誰でも収益化が可能です。
4 事業内容
(1)どんなことをしているの?
行政・事業者様から個人の方まで、商品の栄養価計算や、レシピの栄養価計算をしています。1品~から受注して依頼のあった商品やレシピの栄養価計算をしています。
(2)クライアント様はどんな人?
①事業者(飲食店・洋菓子店など)
②個人事業主(個人で菓子作り教室を開催し、ネット販売している方)
③農家様(水稲農家・米農家・お茶農家)
④行政(レシピの栄養価計算)
5 準備すべき物品
(1)必ず必要な物品
①パソコン
②栄養価計算ソフト
③電卓
④栄養価計算報告書
⑤領収書
⑥請求書
⑦見積書
(2)必要に応じて準備したい物品
①日本食品標準成分表(八訂)
②調理のためのベーシックデータ 女子栄養大学出版部
6 実際にどんなことをしているのか
行政・事業者から個人の方まで、商品の栄養価計算の依頼があるので、1品から栄養価計算を受注しています。リアルや、ネット上のプラットフォームで、クライアント様と出会い、仕事をいただいています。
具体的な商品としては、洋菓子店様のケーキであったり、個人の方が販売しているアイシングクッキーであったり、行政のレシピの栄養価計算だったり、生産者(農家)様の農産物の栄養価計算だったり、と多岐にわたります。
ご依頼をいただいたら、商品のレシピと原材料を提出していただきます。そこから、日本食品成分表(八訂)の栄養価計算ソフトを使って、栄養価計算をします。
算出された栄養価を栄養価計算報告書にまとめて、発注者(クライアント)様へ納品し、領収書を発行するという流れです。
7 誰でもできる収益化までのロードマップ
(1)物品の準備~これだけそろえれば事業スタート~
①パソコン+ネット環境
ネット上のプラットフォームで集客をするので、パソコンとネット環境を整備しましょう。
②栄養価計算ソフト
栄養価計算に使うソフトを準備しましょう。データが最新の、『日本食品標準成分表(八訂)』を準備しましょう。
③電卓
電卓でも、パソコンの中にある電卓機能でも、スマホでもOK。
④栄養価計算報告書(テンプレートを載せておきます。)
⑤領収書(市販のものでOK)
※①~⑤をそろえるだけでビジネスを始める準備はOK。
(2)お店をどこに開くのか。~リアル店舗とバーチャル店舗の二刀流で~
リアル店舗とバーチャル店舗の二刀流でいきましょう。
①リアル店舗について
リアル店舗といってもお店を構えるわけではありません。仕事は基本的に在宅でOKです。対面で顔の見える関係が築けるクライアント様向けの窓口と考えてください。自分が居住している地域の行政、洋菓子店、飲食店、個人事業主、生産者様などが対象となってきます。
②バーチャル店舗について
ネット上のプラットフォームを使ってお店を開きましょう。リアル店舗だけではつながることができない全国のクライアント様と出会うことができます。雑誌のレシピの栄養価計算であったり、全国の個人事業主様であったり、様々なクライアント様と出会うことができます。
さあ!ここまで準備ができたら、いよいよ自分のビジネスを作っていきましょう!
準備ができたらビジネススタート。
ここからは、私が実際に収益化した方法や、利用してい無料の栄養価計算ソフトであったり、使っているネット上のプラットフォームを具体的に紹介し、収益化につながる具体的な方法を解説していきたいと思います。
(3)リアルでのクライアント様を獲得した方法
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?