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ないものに目を向ける?あるものに目を向ける?

無事に手術と入院を乗り越えて
家に再び帰って来た
メロディ君は
手術以前より
意識がはっきり覚醒したようでした。

しばらくすると力もついて
自力でおっぱいも飲めるようになり、
生後4か月で
首もすわり、
追視もしっかりできました。

何より私が話しかけたり、
いないいないばあをすると
ニコニコ笑って反応し、
おもちゃもとても
興味を持って触ろうとしていて、
なんだかとても
「普通の赤ちゃん」
のように見えました。

検診では
運動面の遅れを指摘され
「低緊張」
と診断

生後7か月から
運動療育に通うことに
なりました。

それでも2歳までの
検診では
医師には
「うーん、運動は心配だけど
反応面は今の時点では問題なさそうね」
と言われていました。


そして、
1才を過ぎると
「まんま」「わんわん」などの
簡単な言葉をいうようになり
2才を過ぎると
2語文もしっかり
でてきました

朝起きると
私を見つけて、
「ママ、起きた。おはよう」
と言ってくれたメロディ君。

ふと私と目があうと
幸せそうな顔で
にっこり笑って
「ママ、大好き。
ママ、たからもの。」👶

と可愛い声で
言ってくれました。

(ちなみに今はママすら、
言いません😂)


教えていなくても
言葉をどんどん覚え

絵本を読んだり
お歌も上手に歌うようになり

「メロディ君は普通に
とても賢い子供だなあ」

と私は内心思っていました☺️

そのうちに
なぜか
知能面で
大きな問題がみえないことは
私の中で
ごくごく
当たり前な感覚に
なってしまっていました

脳梁欠損という
先天性の疾患を持って
生まれたのに
言語面の発達が
順調であることへの
感謝を忘れ、
メロディ君ができないことに
目を向けてしまっていました💦

2歳になっても
まだ歩けなるようにならないこと
皆が走れるようになっていても、
まだハイハイをしている
我が子が心配で心配で…

公園に行って
駆け回っている
他の子供たちを見ると
不安で胸がギューッと
締め付けられるようでした😭

私の中に根深くあった意識、

『感謝』とは
真逆のこの
『不安と怖れの意識』が、

沢山あった
私とメロディ君の進む
可能性の世界の中で、

強烈だけれど
気付きに満ちた
パラレルワールドを、
ドンっと、
進ませたのだと思います🌈


まあでも、
それもまた
愛に満ちた

宇宙からのプレゼント🎁🪐
だったのですがね🤣

(ちょいとスパルタですが
自分で選んだのです笑)

🌟続きます

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