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LAST SHOWA

どうして、こんなに昭和感がするんだろう...。

わたしのビジネスパートナーであり、大切な友人であるしょうへいさんといると、いつもこう思う。

身近にいるすごい普通の人(こう書くと、とても普通な人みたいだね。笑)のスゴいところを書きたいと思って始めたこの企画。1人目がしょうへいさんであるという流れは自然なものだと思う。
すごい、普通の人= The great general public.

見た目が大きいので、しょうへいさんは大変男臭い人に見えるし。実際、第一印象は『役職手当てのついてるクラスのおっさん』だった。
後に判明するのだけれど、しょうへいさんは実は若い。まだ、20代だ。

しかし、見た目に反して、内面はとても女性的な部分が多い。
たまに、まるで女子といるかのような親密な感じがするし、ある意味男の子といる感じがしない。

そこで、なぜこんなに女性を感じるのかを考えてみた。

まず、会話を楽しめるのだ。
わたしの出会ってきた数々の素敵な(?)男性達と比べると、ベスト5には確実に入れる位会話がうまい。

よく、女子がする、『毒にも薬にもならないが、永遠に続きそうなオチのないトーク』に、何時間も付き合ってくれる。
恋愛感情を伴わない女子のそれに付き合えるスキルに対しては、いつもわたしが舌を巻いてしまう。

今回、この企画に当たって、もう一度しょうへいさんのことを観察したり、インタビューしてみて改めて思ったことは、なんだかんだ言って、この人はすごく人が好きなんだろうな、ということだ。

さて、話を昭和感に戻さなきゃ(笑)

どうして、こんなに昭和を感じるのか?

まず、昭和感。つまり、わたしが思う昭和の定義をしなくては。
昭和。
みんなが生きることにとっても一生懸命で、時として暑苦しく。でも、生命感に溢れた時代。
色でいうなら、色トリドリの原色に溢れた時代。
それが、わたしにとっての昭和。

では、平成は?
みんな、スマートだ。
国民のほとんどが、小さな小さなハイテク電話を持って。目まぐるしく変化し、いつどこにいても、すぐに誰かと繋がれる。
なんだか、スタイリッシュになりすぎていて、わたしの目に映る世界は少しメタリックだ。
でも。だから。世の中に溢れるもの、人はとてもCOOLだ。

そんな、わたしの昭和・平成世界観。

どうして、しょうへいさんから昭和を感じるのか。

まず、人との繋がりを大切にしているからだろう。
仕事で出会う人、友達、ちょっとした偶然が重なって街で言葉を交わす人。どんな人であれ、一期一会をとても大切にしていることが分かる。

そう、だから人との付き合い方は、全然スタイリッシュじゃない。でも、とてもあたたかい。

もうひとつ挙げるとするなら、頑固だ。
自分がこれでいいと納得していることについては、人からのアドバイスやちょっとした批判で覆すことができない。
(もちろん、その他の事に対しては意外にもあっさり受け入れてくれることがあり、その辺はいつもわたしを驚かせる。)

この、頑固な姿勢こそが、彼が人に愛されて、人が集まってくる所以の1つだろう。

話を聞く中で、どんな大人になりたい?と、聞いてみたら。
「子供に、あのおっさんカッコいいなと思われるような、夢を語れる大人かな。」と話してくれた。

そうだ、昭和のおっさんはカッコよかった。熱かった。ダメダメでも諦めなかった。一生懸命だった。
そして何より、大志を抱いていた。と、思う(笑)
(平成の大志の抱き方は、スマートでCOOLだ。)

ちなみに、この人。人が好きな分、自分の事も大好きだ。

そして、こんな笑顔を披露したりする(笑)

この記事を読んでくれている人に、彼を通じて何か伝えられることはないのかと思っていたら、書きながら今気がついたことがある。

人に愛されたいなら、好きになってもらいたいなら、まずは人を愛するように自分を愛し、人を好きなように自分を好きでいること。

それから、自分が好きじゃない人にまで好きになってもらおうとしないこと。
欲張らない潔さが、彼を強くしているのだと改めて思った。

心優しき、LAST SHOWA。
これから、どんなおっさんになるのかが、ますます楽しみだ。
おっさん、Be ambitious!!

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