55歳からインド音楽留学

こんにちは。画家でエッセイストの鴨澤めぐ子と申します。

娘の留学先のインドでシャストリヤ・サンギート(北インド古典音楽)と運命の出逢いをしてしまってから、自分も学生ビザを取り直して、インドはグジャラート州バローダの大きな大学、マハラジャ・サヤジラオ大学(MSU)の音楽学部(パフォーミング・アーツ・ファカルティ)に留学中です。

専攻は歌です。ヒンディー語もろくにわからないのに、ヒンディー語やヒンディー語の方言のブラジ語、古代語のサンスクリット語など様々な言葉が使われる歌を専攻しています。なんてことだ。

夜間のような短時間の、ディプロマというコースの四年間を無事に終えて、現在18.9歳の学生さん達に混じって学部に進学しました。

留学した時は55歳でしたが、今はもう59歳になりました。59歳の学部新入生です。

テストは音楽理論と歌の実演、ほとんど全部暗記物ですが、歳のことは考えず、暗記術などを楽しんで探して使ったりしながら、ディプロマを卒業しました。

ディプロマ2年生と3年生のときは成績優秀を頂き(distinction)、2年生の時は学年トップも頂きました。

でもそれはディプロマが、昼間にお仕事をしたり家庭の采配をしたり、他の学部の学部生だったりする人たちの趣味のコースだからなので、、、

学部は違います!!プロになる気満々の、本気の子達ばかりで、みんな、上手い!!!最初から!!!そしてこれからまだ上手くなるのよね。

トップをめざすどころか、ビリにならないように頑張らないと、という感じです。

でも、シャストリヤ・サンギートらぶ!の、この愛情で、なんとか乗り切ろうと思います。

インド古典音楽のことや、生活のことなど、時々綴ります。よろしくお願いします!



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