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物語製作 参考書

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物語創作につまずいたとき、何も書けなくなってしまったわたしのように、物語製作に迷走している方々の一筋の光になれればと、いろんな小説家さんのプロット制作のお話を集めてみました。 …
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2023年8月の記事一覧

私が見かけた上手くいかない作家志望者さんのタイプ

作家志望者だったころは小説教室にもお世話になりましたし、自分でもちょっとした創作グループ的なものをやっていたことがあります。 それほど多くの作家志望者さんを見てきたわけではないのですが、「この方は上手くいかないかもなあ……」と感じるタイプがいたことも確かです。 偏見かもしれないので全面的に信じないでほしいのですが、今回は自分が出会った上手くいかない作家志望者さんのタイプをご紹介します。 上手くいかないタイプ作品を読んだり、その方と接してみて、「この方は上手くいかないかも

文筆家が最も困る「ネタ切れ」...ひらめかない時、していることは?【尾藤克之のオススメ】

『虹の岬の喫茶店』『おいしくて泣くとき』など数々のベストセラーを世に送り出してきた小説家・森沢明夫さんの初の実用書。今回紹介したい本書は、小説投稿サイト「ノベルアップ+」に寄せられた、小説の「書き方」に関する質問に一問一答形式で回答した「小説を書くための本」です。 『プロだけが知っている 小説の書き方』(森沢明夫著)飛鳥新社 ■「不幸な出来事=取材のチャンス」 「小説のネタはあなたの周りにいくらでもある」と、森沢さんは言います。 主人公が挫折をして苦しみ、それを乗り越え

プロットも伏線も面倒くさい よるる流小説の書き方

 どうも、超無名web小説家の雨乃よるるです。 今回の議題は「プロットも伏線も面倒くさい人はどうすればいいのか」です。 突然ですが、上橋菜穂子さんという作家さんをご存じですか?「精霊の守り人」とか「獣の奏者」とかを書いた方です。超有名です。 その上橋菜穂子さんが、ある小説を書いたときのエピソードを読んだことがあります。(この先、私の記憶違いなどありましたら申し訳ないです。) その小説で、あとあと大事なキーになってくるキャラがいるのですが、そのキャラを初め登場させたとき

プロットで悩んだときに参考になった本

前回の記事から久しぶりのnoteとなってしまいました。 さしあたって発表できるものがないので、ご報告等ではないのですが、遊んでいたわけではなく、せっせと書いてました。 2023年8月はまだ終わってませんが、今月はプロット二本書いて提出しました。(いずれ発表できるものになると嬉しいですね) 設定やプロットだけをごりごり書いていると、行き詰ってしまうことがあります。 アイディアはぽつぽつ浮かぶのですが、話がうまくまとまらなかったり。 キャラクターの言動がどうもしっくりこなかった

小説用の企画書・プロットの雛型つくってみた!

こんにちは。 実は半年間、月末に日本児童文学学校をオンライン受講しています。 毎回深い学びを得られる児童文学学校ですが、8月末の講座では神戸遥真先生から、公募する際の心づもりやデビュー後のことについて沢山教えていただきました。 その中で、企画書とプロットは必ず書けた方がよいという話がありました。 どんなことを書くのかは、講談社青い鳥文庫HPにあげられている、神戸先生のプロット・企画書を参考にするのがよいとのこと。 ↓↓神戸先生のプロット・企画書はこちら↓↓ それをも