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ヘアドネーション

娘が2年半のばしていた髪の毛を切りました。
そもそもヘアドネーションのためにのばしていた髪の毛。
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※ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。
(ウィキペディア(Wikipedia)より引用)
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暑い日は首の後ろに汗をかきながら、長い時間をかけて達成した
彼女なりの目標です。
そもそも「髪を寄付したい」と言い出したのは娘本人。
何かで情報を仕入れたのでしょうね。
急な意思表明。
髪の毛がのびればのびるほど、乾かす親も大変。。。
夏のドライヤーは汗だくなのです。
でも、どんな形でも「人の役に立つ」ということを体験してほしかった。
そもそも自分で決めたことだし。
本人の意思を最後まで通してほしかったし。
そこから何かを見出すことができるかもしれないと思ったから。

人生は長い。
将来どのような道に進むのか、どのような選択をするのか
どこにやる気ポイントを見出すのか
親としてはただ見守るしかない。
彼女の人生ですから、彼女自身の選択に任せなきゃと思う訳です。

「キャリア」を語るうえで、本人の選択は無視できない。
カウンセラーはクライアントを誘導してはいけないから。
子育ても同じかなと思う。
彼女の人生、彼女の意思を尊重しなくては。
ただ、その「意思」が危なっかしいことがたまにあったりする。
そんな時のためにバックアップとして存在するのが「親」なのかな。

いつまでこの立ち位置をキープできるか分からないけれど
彼女が必要とする限り
私はいつでも手を差し伸べることのできるポジションを死守しなければ。

そしてカウンセラーとしてもクライアントに寄り添う
クライアントと同じ視点を持てる存在でありたい。

美容室で髪を切ってもらう娘の後ろ姿を見ながら思ったことでした。

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