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35歳銀行員ママが読んだ本リスト28冊&一言コメント9冊(2021年7-9月)~大人の読書感想文vol.17~

こんばんは。FPむーです。
朝夕は肌寒くなってきた今日この頃、みなさまお元気でしょうか?
一気に秋めいてきましたよね。

秋と言えば…そう、読書の秋です!

ということで、今年7月~9月まで読んだ本の、棚卸しをしてみました。
もう11月ですけどね!
とりあえず3ヶ月分を…それでも5,000字を超えてしまったので。

2歳の娘がいる、35歳銀行員ママがどんな本を読んでいるのか、興味ある方は見てみてください(興味ある人おるんやろか…)。


3ヶ月で読んだ本は28冊。
7月8月はけっこう読めたのですが、
9月はITパスポートの勉強でいっぱいいっぱいだったため、あまり読めませんでした。

では、どんな28冊を読んだか発表!
じゃじゃーん!



◆2021年7-9月、ワーママ銀行員が読んだ本リスト28冊

以下、読んだ本リストです。
太字はこの記事の後ろの方に、一言読書感想文があります。

●7月
・地頭が劇的に良くなるスタンダードフォード式ノート術
・学びを結果に変えるアウトプット大全
・非常識に生きろ(堀江貴文)
・35歳の教科書(藤原和博)

・どうしても頑張れない人たち(宮口幸治)
・ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治)
・ストレスの9割はコントロールできる(鎌田敏)
・子どもの才能を引き出す 天才IT脳、オードリー・タンを育てた母の教育メソッド

・それ、勝手な決めつけかもよ?(阿部広太郎)
対岸の家事(朱野帰子)
・メモの魔力(前田裕二)

<コメント>
7月は、リノベの打ち合わせがけっこうあったものの、比較的時間がありました。前半はね。
7月後半は、なぜか娘の熱が続いてゲームオーバー気味になっていました。
なのでこの本は、ほぼ前半に読んだものです。


●8月
・これからの生き方。(北野唯我、百田ちあこ)
・「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ)

・外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント(山口周)
・なぜ、あの会社は女性管理職が順調に増えているのか(麓幸子)
・働く女性の行動科学マネジメント(石田淳)
・仕事と家庭は両立できない?(アンニマリ・スローター)
・ゴールドマン・サックス流 女性社員の育て方、教えます(キャッシー松井)
・女性管理職の教科書(小川由佳)
・女性の気がきくねはなぜ地雷なのか?(斎藤直美)
・仕事に生きる女性の教科書(ミセス・マイペニーら)
・資本主義ハック
・未完の資本主義(大野和基)
・無形資産が経済を支配する
・記憶の力(DaiGo)

<コメント>
8月前半は寝かしつけに苦労していました。


後半は、コロナ陽性が発生したため保育園休園となり、またまた大変な8日間を過ごしました。


そのわりには、けっこう読んだかな。14冊!
女性管理職についての日経xwomanの記事を書くにあたって、7冊ほど本を読んだのが大きいですね。

●9月
・残念な考え方(幸本陽平)
・データ資本主義
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(プレディみかこ)

<コメント>
わたしがいつ読書をしているか?通勤時間です。
新聞を読んでいるか、読書をしているか、たまに調べものをしているかです。通勤時間ってとても有効活用できる、貴重な時間だと思っています。
でも!9月はその貴重な通勤時間を、ほぼITパスポートの勉強に充てました。よって読書量は少ないです。

◆印象に残った本9冊

7-9月の3ヶ月で読んだ28冊のうち、本9冊をこちらに。一言読書感想文も書いてみました。

1.地頭が劇的に良くなるスタンダードフォード式ノート術

ポイントはこれ!

<アウトプットを最大にすることから逆算して考える>

そのために、どうするかが書いてありました。

地頭力は3つで構成されている。
「発想力」「論理的思考力」「共感力」
ノート術を通して、ビジネスに欠かせないこの3つの力を鍛えよう!
→ノート術:
・アイデア・ノート
・ロジカル・ノート
・プレゼン・ノート」の3種類。
→ノートで出来上がったアイディアを行動に移し、ビジネスの課題解決をしていくことが大切。
創造性×生産性=成果の最大化。

アウトプットを最大にすることから逆算して考える」というのは、常に意識しようと思いました。

2.非常識に生きる(堀江貴文)

堀江さんの本や、と思いながら読みました。

印象に残ったのはここ。

相手のことを知っておけば、対話のレベルが上がり、よい時間が過ごせるものだ。そのための下調べは、仕事人として常識ではないだろうか。著者自身、仕事で対面する相手のことは、最低限調べておく。当たり前の下調べを怠り、他人に密度の低い時間を強いる人こそ、非常識だろう。

おっしゃる通りです。

「ビジネスパーソンとして長年、非常識だと言われてきたが、その自覚はない。逆に、他の人のスピード感のなさや思考の足りなさ、理不尽な対応を非常識だと感じ、呆れることは多くある。」

という部分は、堀江さんらしいなと思いました。

本書をまとめると、こんな感じ。とにかく動くことと、しつこさが大事。

○ビジネスにおいて壁を突破するためには、特別なスキルや人脈、運、お金などではなく、しつこさが大切だ。折れない心を持ち、しつこく取り組むだけで、諦めの早い大半の人たちを大きくリードできる。
○何かをはじめようという時、準備を整えたり考えを練ったりして立ち止まるのは、時間の無駄だ。動き出さないままゼロのアイディアを抱えている状態は、寝て過ごしているのと変わらない。

正論だー!!

3. 35歳の教科書(藤原和博)

私事ですが、わたくしね、35歳なのですよ。だから読みたくなっちゃって。単純ー!!

ポイントはこんな感じ。

○日本は、成長社会から成熟社会へと変化している。成熟社会では多様化が進み、自立した個人として人生をプランニングしなければならない。

○成熟社会に唯一の「正解」は存在しないため、自分で考えた「納得解」を追求する能力が必要だ。そのためには、さまざまな立場に立って考えるクリティカル・シンキングが大切である。

○企業と個人の関係も見直される必要がある。組織に依存するのではなく、組織と対等な立場で、組織と自分の双方が利益を得られるポイントを探ることが重要だ。

いや、まさにその通りで。なるほどと思いました。

4.ストレスの9割はコントロールできる

ストレス、誰にでもありますよね。そしてコントロールしたいですよね。以前の私は、ストレスがうまくコントロール出来ず、ストレス解消がすべて食欲になっていました。冬春に太って、秋にやせるのを繰り返していました。毎年10kgの増減があったなぁ。

○ストレスは日常のちょっとした行動や気持ちに紛れている。小さなストレスサインを見逃さず、早めに対処していくことが重要だ。

○「今、ここ」に集中する。目標に集中する。行動する。ポジティブな宣言をする。

相手をコントロールすることは出来ないが、関係性は変えられる。人間関係に悩んだら、相手との距離感にフォーカスしてみる。

距離感、すべてにおいて大切だと思っています。
相手との距離感はもちろん、仕事との距離感なども、すべてにおいて。

距離感について、私の考えを書いたnoteはこちら。

5.子どもの才能を引き出す

2歳の娘を育てているのでね、こういうの、読んじゃいます。
印象に残った部分はここ。

先生たちはまず「子どもは黙って大人の言うことを聞くべき」という心理的要求を放棄した。問題が起きても子供の話を十分に聞けば、たいていの場合は子どもなりに理由があることに気が付いた。
当初、教師を採用する際の評価における最優先事項は「殴らす、脅かさず、心身に苦痛を加えるいかなる手段も用いない人物」であった。

子どもに対してだけじゃなくて、大人も含めて相手への接し方として重要なのはこのポイントだと思った。
例えば、会社の同僚に対しても。
例えば、夫婦関係においても。

自分以外は全員他人だ。会社の同僚はもちろん、夫婦も子どもも究極を言えば他人だ。自分ではない=他人なのだ。だから、他人に対して、「自分の考えが正しくて、自分の思っている通りに、自分の期待している通りに動いて欲しい」という心理的要求を放棄するのが大切だと思う。
「あなたのために行動した」なんていうのも、これにあたると思っている。
これについて書きだすと長くなりそうなので、またの機会に。

6.対岸の家事

ここ10年読んだ本の中で、一番印象的な本、一番好きな本、一番オススメの本。

あまりにも想いが募りすぎて、2つ読書感想文を書きました。
長いですが、もし良ければ読んでみてください。

A面:大切なものを愛することが出来るように。
B面:海の上に降る雨が観測されたことにより、2年前のわたしが救われた

7.これからの生き方

変化に富んだ時代ですからね。これから、どういう風に生きるか正解はないけれど、色んな意見は知りたいと思う今日この頃なのです。だから手に取った。

ポイントはこれ。

人の生き方=自分が大事にする価値観を日常生活で繰り返し実践する「習慣」。自分の価値観すら明確にできていない人に、「これからの生き方」を決められるはずもない。

まずは自分の価値観を明確に。

→では、どんな価値観があるのか?

人が仕事をする上で大切にしている価値観は14種類ある。
★能力の活用
★達成
美的追及
愛他生
自律性、自立性
想像性
★経済的価値
★ライフスタイル
身体的活動
社会的評価
危険性、冒険性
社会的交流性
多様性
環境

みなさんは、どうですか?
私は★が気になりました。

そして、何より大切なこと。

価値観は一つではないし、それらを100%満たせる職場もない。副業しやすい現代では、「分散して満たす」生き方も可能。”

確かにね。

ちなみに、この本では、キャリアタイプは4つあると言っていました。

スキル型のキャリア
意志型のキャリア
チーム型のキャリア
バランス型のキャリア

例えば、意志型のキャリタイプの人が20~30代で学ばなければならないのは「相手に損をさせない勝ち方」である、と。人との付き合い方というのは、「Win-Win」でなければ、必ずどこかで問題が生じる。経済的な利益だけでなく、相手が大事にしている価値観を理解し、尊重することが重要となる、と。なるほどなぁ。

8.後回しにしない技術

この本で一番印象に残ったところは、ここ。

成功者は2つの〆切を設定している。「終了デッドライン」だけでなく、いつから始めるかという「開始デッドライン」も同時に設定しているのだ。

2つの〆切って、そっちかー!っという感想。
確かに「開始デッドライン」めちゃくちゃ大事だと思う。
物事を1から始めるのって、すごくエネルギーがいる。

自転車と同じだと思う。自転車も、漕ぎ始めるのはかなり体力がいるけれど、漕ぎ始めてしまうとそのまま漕ぐのは、そんなに体力要らないよなぁ・・・って。それと同じかなと個人的には思っている。

成功者たちは、余裕をもって他人より先に動き、自分の人生をコントロールしている。その秘密は「ふたつの締切」という、先延ばしの神にとり付かれないための守り札にある。成功者たちは、他人から与えられた〆切を受動的に守るのではなく、積極的に自ら設定し直しているのだ。
99%の平凡な人たちと1%の特別な人たちを分けるものは、優れたアイディアを持てるかどうかではない。実行力の有無である。目標達成には、成功への「ルート検索」と、障害物をいかに乗り越えるかという「プロセスの視覚化」が必要だ。

堀江さんも言ってたよね。「動き出さないままゼロのアイディアを抱えている状態は、寝て過ごしているのと変わらない」って。とにかく行動する、実行することが大事なんだな。考えているだけだと意味がないんだなってことは、色んな本で言われている。その通り。

9.外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

私・・・特に外資系でもコンサルでもないのですが、プロジェクトマネジメントには興味があったので読んでみました。

・勝てるプロジェクトを選ぶ
・プロジェクトや仕事の目的、夢を浸透させる
・プロジェクトマネージャーが管理れきるリソースのうち、配分にデリケートな配慮が必要なのが、「メンバーの時間」である。どのような作業に配分すれば、最も生産性が高まるかを考えなければならない。
・慕われるだけのリーダー、恐れられるだけのリーダーではいけない。両方バランス良くあることが大切だ。

マネジメントにも応用できる考え方があって、参考になりました。特に以下の部分はなるほど、と。

フランスの文学者で「星の王子さま」の著者であるアントワーヌ・ド・サン・テグジュペリは「もし船を造りたいのなら、男たちをかき集めて森に行かせ、木を集めさせ、のこぎりで切って厚板を釘で留めさせるのではなく、海へ漕ぎ出したいという願望を男たちに教えねばならない」と書いている。
このたとえのように、どのようにして「意志の力」を生み出すかについての真実がある。プロジェクトリーダーは夢を見る力を部下やメンバーに持たせなければならない。これから取り組むプロジェクトの目的や意義を詩プルな言葉に落とし込み、メンバーと共有することは、リーダーが最初にやるべき最も重要な仕事の1つだ。


さて、そろそろ5,000字を超えてきたので、このあたりで終わります。

ここで書けなかった他の本の読書感想文についても、別の記事で改めて書こうと思います。全部書こうと思ったけど、さすがに長くなってしまいました。

以上、ワーママ35歳銀行員が読んだ本28冊でした!
けっこう頑張って書いたので、ほほうと思った方は、下の♡を押してもらえると嬉しいです!

(5,537字)


今までで一番心に残った本の、読書感想文はこれ。


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