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人生100年時代にどう立ち向かうのか~読書記録vol.4~

「読んでも忘れてしまう読書」はやめなさい。
読んだつもりになっているだけの、自己満足読書にすぎない。

という言葉に出会ったその日から。

本は読んで終わりではなく、
アウトプットまでセットでやって、
初めてその本を読んだということにしています。

ということで、読んだ本の紹介と要約です。


働く大人のための「学び」の教科書(中原淳)


◆紹介

働く大人が学びのスタイルを確立し、100年ライフを生き抜くスキルを
身につける
」をテーマに、20年以上も人材開発の研究に携わってきた。
その英知を惜しみなく公開したのが本書だ。
Byライター二村英仁さん

◆要点3つ


1.今後、仕事人生は長期化する。
必要なスキルや知識を習得するためにも「大人の学び」が重要である。
これからの時代は、変化する環境に自らを適用することが求められる。

2.大人の学びには、3つの原理原則がある。
・背伸びの原理
・振り返りの原理
・つながりの原理

3.学びを加速させるのが「7つの行動」である。
・タフアサイメント・本を1トン読む
・人から教えられて学ぶ・越境する
・フィードバックをとりに行く
・場をつくる・教えてみる

◆心に残った言葉

「大人の学び」、本を1トン読む、教えてみる

◆読書感想文

どこかで聞いたのですが、脳って100歳まで成長し続けるそうです。

そのためには
「身近にワクワクするものや人がいること」
「新しいことを学ぶ習慣を持つこと」
がとっても大切だそうなのです。

人生100年時代と言われている今日このごろ。
100年も生きるのに、義務教育+αの22年ぐらいで学びを止めてしまうなんて、なんともったいないことか。人生の4分の1にも満たしていない時に、学びを止めてしまうなんて。

学ぶこと、は、人生を楽しむことだと思っています。
教養があればあるほど、人生は楽しくなる。

好きなことがたくさんあるほど、
それが深ければ深いほど、
人生は楽しくなる。

平均寿命は長期化し、仕事人生も長期化しています。
この記事でも少しふれました。

だからこそ、「長い人生を完走し、キャリアを全うする」ことが大切。
短距離走ではなく、長距離走。

そこで重要になるのが「大人の学び」。
大人の学びのポイントは、今後のキャリアを「自ら決める」姿勢である。決して他人や組織任せにしない強い意志が必要だ。

「学んで得た知識」は、決して盗まれることのない財産。
しかも貯めることが出来る。
貯めたものを与えることが出来る。
与えても減らない、それどころか、与えれば与えるほど増える財産。

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そして何よりも重要なのは「やってみる」ことである。行動するからこそ違和感やズレに気づき、最終的に「背伸び」の適切な方向がわかるのである。

なるほど、まずは「やってみる」ことが大切だと。
確かに、行動しないと何も始まらない。

本だって、読んだだけじゃ何も始まらない。
行動して初めて、変化が訪れる。

勉強だって、勉強して知識を得ただけでは、何も始まらない。
その知識を使った時に初めて、変化が訪れる。

しかし、私たちの多くは、これまでに大人の学びの方法について誰からも教わっていない。では、何から始めればよいのだろうか。
まずは「楽しみを感じることへのチャレンジ」「感謝されることへのチャレンジ」を意識したい。

ということで!
早速、私も、この2つの方法を意識してみました。

「楽しみを感じることへのチャレンジ」は、日経新聞の投稿への応募や、キナリ杯への応募。応募するって、始めやすいチャンレジの1つなんです。実は、聖火ランナーへの応募でも2400字書きましたし、明治安田生命の写真コンテストへの応募でも文章を書きました。

これらの文章を書くことに、とても楽しみを感じています。このワクワク感は、宝くじへの当選を待つワクワク感と似ている。宝くじ買ったことないけど。

「感謝されることへのチャレンジ」は、このnoteを書き続けること。毎日、平均700人ぐらいがこのnoteを読んでくれている。そして、「この記事がめっちゃ参考になった!」とか、「この記事読んでやってみたら最高!」など、感謝されると、めちゃくちゃ嬉しい。もう、それだけでこれからも書き続けよう!という気持ちになります。

「大人の教科書」に出会って。
「人生100年時代にどう立ち向かうのか」のヒントを、中原淳さんからもらった気がします。


前回の読書記録はこちら。



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