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【感想】9~10月に観た映画

どうもこんにちは!最近見た映画のご紹介と、感想です。

★シャン・チー/テン・リングスの伝説


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Marvel Studios, Public domain, via Wikimedia Commons
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/24/Shang-chi_logo.jpg

爽快なアクションがこれでもかと楽しめるマーベル映画は大好きです。
公開されたら自動的に見に行くようにしています。

新作はアジア系ヒーロー?果たしてどんなもんかね…と思いながらシアターへ向かいました。(誰?)
結果、最高に楽しかったのでリピートしました。

拳一本、カンフーの格好良さ満載ですし、
戦う強い女性も、かっこいい!スカっと爽快な気持ちになりたい方にオススメします。
映像・音楽・アクション全部素晴らしいので、ぜひ映画館のスクリーンでみていただきたいです。

★無法松の一生

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/ad/Toshiro_Mifune_1954_Scan10003_160913.jpg

Netflixで観れるようになっていましたので、
三船敏郎の映画を初鑑賞しました。

1950年の映画かあ、、名作というけれど今の私でも楽しめるのか?
とドキドキしながら見始めました。

結果、感動!!!
良い作品が時代を超えることを実感しました。

司馬遼太郎の本が好きなのですが、題材とする時代の雰囲気をよりリアルに感じることができてワクワクしましたし、三船敏郎さん魅力的すぎませんか?

主人公の松五郎(三船敏郎)は、最初はけんかっ早くて野暮だなぁとも思いました。
しかし、作中でも「きっぷの良い」「竹を割ったような」と評される、豪快で人から愛される人物であることが分かっていき見事に心がつかまれました。
※お恥ずかしながら慣れない表現に「??」となったので調べながら見ました。

・気風が良い(きっぷがいい):性格や心意気が男らしくで清々しいさまなどを意味する表現。東男の魅力とされる。(実用日本語表現辞典より引用)
・竹を割ったよう:(竹を縦に割ると、まっすぐに割れるところから) 人の性質がさっぱりして、わだかまりがないこと、気性に陰険さや曲がったところがないことにいう。(精選版 日本国語大辞典より引用)

もちろん演出に時代は感じますが、人物やストーリーが魅力的なので私はあまり気になりませんでした。
笑いあり、涙あり、古き良き日本映画というものを知ることができて嬉しいです。

三船敏郎でマスト・ウォッチな「七人の侍」「赤ひげ」もゆくゆくは観たいな~と思います。

★リトル・フォレスト 夏・秋/冬・春

とある村の中の小さな集落に育った いち子(橋本愛)の自給自足の暮らしを季節ごとに追う映画です。
すべての季節の、風景や音が美しくのんびりとした時間の流れを感じます

まず、いち子の食事シーンをひたすら見ることができます。とにかく美味しそう

生きるため野菜を育て、春から冬への蓄えを準備し、季節ごとの食材を美味しく味わって暮らす。
作中のいち子は1人で自給自足ということで、野菜やお肉が食卓に料理として並ぶまでの、大変な労力もそうですが
手をかけて作った食事の喜びをじんわり感じることができます。

いち子の友人ユウ太のことばが心に刺さりました。

「自分自身の体でさ、実際にやったことと、その中で感じたこと考えたこと、自分の責任で話せるのってそのぐらいだろ?」
(『リトル・フォレスト 』夏・秋より)

都会に仕事にでるも、価値観が合わず地元で生きることを選んだユウ太。
自分が発する言葉の軽さって、体験してもないことを知ったように話してしまうことが原因ということを自覚。
まさに養老孟司さんの言う「バカの壁」が意味するところです。。身体の感覚をもっと大事にしたい!(心の叫び)


調理された食事がすぐに手に入る便利さを当たり前に感じてしまいますが、それはそれで「生きてる!」という実感を求めたくなるのが複雑な気持ち。
それでも、作り手や手元までまで届けてくれる沢山の人の労力に感謝の気持ちでいっぱいになるので一旦良しとします。👍

また、自然を相手に暮らすことで物事は思い通りにいかないことが当たり前と、どっしり構えて生きる村の人たちが魅力的です。

★ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years

私は楽器はひとつもできないですし、この曲良いなぁと漠然と曲を聴く程度ですのでビートルズのバックグラウンドについてあまり詳しくありません。
ただ映画を通して、ビートルズのメンバの純真さと「等身大の自分を表現すること」のカッコよさを世界に認めさせたことが魅力の一つなのかなぁと、自分なりに感じました。

デビューからキャリアの後半まで、有名な曲だらけでメンバの才能が恐ろしいです。

カラーのライブ映像も沢山みれて、当時の一大ムーブメントの一端を体験できた気がします!


★すばらしき映画音楽たち

観たいと思っていたのが、Amazonプライムで観れるようになっていましたー!
映画音楽って、とても素晴らしいものであることは間違いありません。

ただ残念なことに、自分は視覚優位?に物事を見てしまうのか
今まで映像やセリフ一つ一つに注目して鑑賞していました。
それで人から、「あのシーンのテーマ曲が良かった!」と言われても
・・・どれでしたっけ?!と反応してしまっていました。勿体ない気分。

本作品で、映画音楽に込められた思い、役割、すばらしさをたっぷり堪能できましたので
これからは映画の魅力を余すことなく味わえるのようなるんじゃないかと楽しみです。

取り上げられる作品が、ETやジュラシックパークをはじめ、みんな好きな映画ばかりなので、多くの人が終始大興奮して楽しめるのではないでしょうか。


以上、次見る映画探しの一助になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございます!では、また。

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