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乳がん〜針生検で大泣き②〜

①の続きです。

前回はこちら↓

針生検を無事(?)終えて、先生は退室。

私は止血のため看護師さんに針を刺した部分をギューーーっと指圧されていました。
(これ地味に痛かった)

止血してもらいながら、
看護師さんが「怖かったね」と優しく声を掛けてくれました。
私は最初ヘラヘラ笑っていましたが
「怖かった…」と口に出した途端、
ポロポロ涙が出てきました。

あ、まずい
と思ったときにはもう手遅れで
どんどん涙が出てきて
しゃくり上げる勢いで大泣きしてしまいました。

なぜあんなに泣いてしまったのか
自分でもよく分かりません

心身共にガチガチになっていて
検査が終わった解放感で心が緩みすぎたのもあります。

でもそれとは別に
もっと心はぐちゃぐちゃしていたと思います。

どんどん嫌な想像をするようになってきている自分を
「きっと大丈夫」
「私に限ってそんなことない」
と立て直そうとするけど
またさらに不安がそれを打ち消してくるような
こんな思考がぐるぐる回っていました

私が落ち着くまで
看護師さんはずっと肩をぽんぽんしてくれていて
優しすぎてまた泣きそうになるところでした。


暫くして止血も終わり、
ガーゼやらテープをたくさん貼られ
麻酔が切れてきたら痛くなってくるかもと言われ
鎮痛剤を飲んでおくか聞かれましたが
まあ大丈夫だろうと思い、
会計を済ませてクリニックを後にしました。
(ちなみに費用2万くらいかかりました)

しかし家に帰って間もなく
ズキズキと胸の痛みを感じ始めました。
結構動くのが辛いくらい。

針刺しただけなのになんでこんなにダメージ食らうんだろう
やっぱり針生検こわい。

結局鎮痛剤飲むことにしました。
はじめからクリニックで貰っておけばよかったです。

検査の結果はまた2週間後とのことでした。

私はその結果を聞く前に確かめないといけないことがありました。
予定日に生理が来なくて1週間以上経っており
妊娠の可能性があったからです。



この時の私はまだどこか楽観的だったと思います

ふと嫌な想像はしてしまうものの、
元々病気も怪我もない風邪も全然引かない人間なので
大丈夫だろうという気持ちの方が大きかったし

それよりも妊娠してるかどうか
その楽しみの方が勝っていました。

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