見出し画像

乳がん〜針生検で大泣き①〜

約1週間後、
針生検をするため再びクリニックへ足を運びました。

針生検は簡単に言うと
胸に局所麻酔をしてから太い針を刺して、
細胞の組織を取るものです。
しかもその際にバチン!と大きな音も鳴ると言われました。

注射も大きな音も苦手な私はもう行く前からビビりまくっていました。
もうこれ書いてるだけでもゾワゾワする。

でも考えると余計怖いので
なるべく別のことを考えながら(今日のご飯とか)クリニックへ向かいました。

受付を済ませたあと、程なくして名前を呼ばれ
ベッドに仰向けになり
「いよいよか〜」と覚悟を決めたのですが

先生がなかなか来ない。
体感10分くらい。

看護師さんと2人っきりで微妙に気まずい空気が流れます。
その間「怖いですよね」「大きな音鳴るからちょっとびっくりするかもです」とか
なぜか恐怖を煽られる仰向けの私。

やっと先生がやってきて
ビビり状態のまま針生検がスタートしました。

すると
開始早々とんでもないハプニングが。

「まず麻酔を入れていきます」と言われました。
針も見たくないので私はずっと目を瞑っていたのですが、

どうやら麻酔の器具のしまりが緩かったのか
胸に刺した瞬間、ビュッ!!と音を立てて
麻酔が体中に飛び散りました。

私はもうパニックです。(目瞑ってたから)

一瞬、何が飛び散ったのか分からなくて
刺した瞬間に自分の胸から何か飛び出たのかと思い、
海老が跳ねるくらいの勢いで体がビクッ!としてしまいました。

看護師さんと先生は慌てて謝りながら飛び散った麻酔を拭いていて
私はもう海老状態(?)なので呆然としていました。

改めて麻酔をして施術は再開されました。
細胞を採取するときのバチン!と鳴る大きな音はなかなかのもので
結構な衝撃も受けます。
しっかり怖かったです。

しかも術中はずっと左腕だけバンザイしていないといけない体勢だったので
身構えることも出来ず、右の拳をめちゃくちゃ握りしめながら
早く終わってくれ〜と祈り続けるばかりでした。

いま冷静に思い返すと、
痛み的には麻酔のチクッだけで
バチンのときも衝撃があるくらいであまり大したことはないんだと思います。

針生検の経験がある方からしてみれば
「んな大袈裟な!」と思われるかもしれません。

ただ私は元々ビビり+麻酔飛散パニックだったので
もう2度とやりたくない泣泣

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?