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『聞く技術、聞いてもらう技術』を読みました

「傾聴」が大事とよく耳にします。

傾聴はなかなか難しいテクニックであり、セミナーでもよく題材として取り上げられています。



この本では聴くこと(傾聴)よりも、聞くことの方が難しいと書かれています。

聴くは聴こうとしているからできる
普段の聞くという動作の方が大事


聞く:  声が耳に入ってくること
聴く:  声に耳を傾けること


聞くことの本質は相手との関係性
話が聞けないのは技術ではなく、関係性が悪くなっているから

聞くのは自然な生活の一部
関係不全なときほど聞くことは必要


相手の痛みを聞く
わかってくれる人がいるだけで耐えられる

聞いてもらえるから聞くことができる


メンタルヘルスの本質は「つながり」
地道な関係の積み重ね
信頼は時間の経過でしか作られない


聞いてもらう技術は心配される技術
「助けて」と言えない時に
「何かあった?」と聞いてもらえる技術


聞く力は心配する力
聞くは心に作用する


誰かが話を聞いてくれる
苦悩を知って、心配してくれる
ただそれだけが心に力を与えてくれる

何かあった?と聞いてみる技術
ちょっと聞いてと聞いてもらう技術


孤立しないこと、させないこと
本文より抜粋


たしかに〜しっかりと聴いてもらう前に、日々のつぶやきやグチを聞いてもらえていたら、そこまでの精神不安にならないのかも……。

ちょっと聞いて〜
ムカつく〜もうイヤ!

そんな言葉をその時すぐに聞いてもらえたら、スッキリして精神的に楽になれる気がします。

いつでも愚痴や相談を聞ける私でありたいと思いました。


傾聴は大事なスキルとわかっているけど、実は苦手な私…ついつい「どう答えようか」とか聴きながらいろいろ考えてしまうのです。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます☆

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