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よりよく仕事がしたい

今の職場で働き始めて、そろそろ7年になる。長男が幼かった頃は、病気などで仕事を休まなければならないことが多く、引け目を感じ退職することが何度もあったので、これほど長い期間同じ場所で働けていることに喜びを感じる。ちなみに現在1歳の次男は、鼻水こそ年中出て病院通いが欠かせないものの、発熱しないおかげで保育園へは皆勤で登園出来ている。

私が勤めているのは、介護施設。現在もこれからも必要とされる、誇りをもって働ける業種だと思っている。確かにお給料は他の職種に比べて低いと感じるけれども、それでも続けたい。利用者様であり、人生の大先輩であるおじいさんおばあさんの笑顔を見られることは本当に尊い。無難ではない、きっと沢山の困難を抱えながら生活されてきた世代の方達。今は心底安心して、いっぱい笑って、穏やかに過ごしてほしい。そのためのお手伝いが出来るなんて、幸せな仕事だと感じている。

仕事に対しての熱量が多い私は、自分にも他人にも厳しくなってしまう傾向にある。自分の仕事は完ぺきにやり遂げたいし、プラスαの仕事も同様だ。そしてそれを、同僚の皆さんにも求めてしまう。そうであってほしいと願ってしまう。職員にも色んな人がいて、色んな働き方があって、十人十色の考え方がある。私が正解、というものではない。それは始業前に必ず深呼吸をしながら思い出すようにしている。肝に銘じながら、一人一人に笑顔で挨拶をする。そうすることで、すうっと軽い気持ちで仕事を始めることが出来ている。

しかし、対人での仕事である以上、利用者様のためにどうしても考えや方法を変えてほしいな。という事もある。そんな時はやっぱり、自分から仕事の仕方を変えます!といっても、その方に変わってもらうために、です。
もう退職された方ですが、他力本願で、周りに大変な仕事をふる癖のある方がいました。他の職員が真正面から「あなたの仕事でしょ?」と言うと、怒り出してしまうような方でした。なつかしいな。
私が試したのは、自分の仕事を終わらせた後、その方の担当分を率先して手伝うということでした。「〇〇さん、手伝いますよ!」と笑顔で声をかけると、とても安心された様子で「あらぁ、有難う。あれもこれもあってどうしようかと思ってたの。」と言葉が返ってきます。つまりその方にとっての仕事量が溢れてしまっていたということかな?と思います。手伝うことで安心されて、大変な仕事もご自身から取り組まれるようになりました。

・自分が「正解」ではない。
・人を変えるにはまず自分の行動から。
・やっぱり、笑顔が大事

月並みでよく聞く言葉ですが、仕事の心がけです。

#仕事の心がけ

拙い文章しか書けませんが、読んで下さったあなたに気に入っていただけたら、とても嬉しいです。