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2年ぶりのスニーカー、2年ぶりのショートヘア、2年ぶりのSEX


気がつけば9月に入り既に一週間が経とうとしている。今年も残り4ヶ月。仕事は、出社の壁は低くなり足が向かうようになった。しかし取材する自分はまだ描けない。10〜11月には短行記事を書けるように、年内には普通サイズの記事を書けるまでになっていたいなあと、ぼやーっと思う。

タイトルは、9月の飛行機の中でふと気付いた、2年も空いてしまったモノたちについて。

9月上旬、帰省した沖縄で一目惚れし、私のために作られたかのように足にピッタリなスニーカーを購入できた。凄く嬉しい買い物だった。いわゆる紐を結ぶオーソドックスなスニーカーを新調するのは2年(ギリ3年?)ぶりだった。

しかも2日前の「靴の日」(9/2)に、以前からあるブランドのsnsでチェックし、欲しいと思っていた目当ての綺麗なスニーカーが実際店舗に行くと購入に至らなかったもんだから余計に”偶然の出会い”(しかもこっちが安いw)がうれしかぅた。(9/2は台風の中出かけたが、2モデルで20分ほど迷った挙句にだんだん決め手が見えなくなってきてどちらも買わなかった)


そしてショートヘア
私は元々何年も基本装備がショートヘアなので、ロングだった約2年の方がレアな時間ではあったのだが、思い立って先月下旬、「8月いっぱいで閉店する」という近所の美容室に即日予約を入れた。今までマイルールとしていた「女性美容師に切ってもらう」を破ってまで、唐突にショートにした。とてもスッキリした。そして2年前には似合わなかったであろう、切りっぱなしボブにされた。これが「年相応」かと。意外と似合っている自分に驚いた。


そして、実は1番初めに投稿した「ハイスペイケメン拗らせ男」

との1回目の性行為も、私にはひっそり2年ぶりの「異性とのぶつかり稽古」だった。言い出すまでに時間がかかり結局ベッドの上で10分ほど会話した後に相手には伝えた。
性行為にエネルギーをもらう性質の私がなぜ2年も処女状況になってしまったのかは、一応記すと…
半分は、それまで長くしていたセ○レが転勤し、仕事もおもしろかったため仕事に精を出していて跡継ぎを見つける余裕がなかったこと(任地が田舎でテ○ンダーに手を出すことがためらわれたことも大きい)。
半分は、だんだんと適応障害に向かっていく過程で性欲が失われたこと、休職期間を実家で過ごしたのでこれまた地元でもテ○ンダーに手を出すのは私には到底ムリだったことによる。


しかし、ふと再開してみると2年もあいたことが嘘かのようにスムーズにできてしまう。(こじらせイケメンは構造の相性が悪く本番は気持ちよくなかったので3回で切ったが、いくつか投稿に出した24歳君は非常に相性がいい)。2年なんてなかったんじゃないか、2年くらいじゃあ人は性行為も感度も変わらないのか、戻ることができてしまうのか、私はいつまで性行為を主エネルギー源として生きていくのか、何でもないことにも感じられたし、20代の2年は大きいのに、とも思う。
確かにもどかしかった2年があったはずなのに、再開すると人はその葛藤期間をこんなにもキュッとコンパクトに感じて軽々と続きの日々を過ごせてしまう。うれしいようなむなしいような気持ちになった。

中高生の頃の2年て確か体感時間はとても長かったよなあ。

アラサーにもなると、2年ぶりに髪を切ることも大層に感じられず、サンダルや靴は気づけば3年以上は履いているものばかりで循環がない。

おまけに2年行為が空いても今やなんともこれが他人の過去のように遠く、軽く感じる。歳を取るにつれ、もっとスピード感はぐんぐんギアを上げるばかりなんだろうな。そもそもアラサーて10年しかない…その2年がこんなビュンッ!!て感じるなんて、これ、やっぱりすごく恐ろしい話なのではなかろうか。


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