言語ヲタクです

今はそうでもないが、学生時代いろんな言語をかじっていた。その後社会人になってからもなんとなく趣味みたいな感じでいろんな言語に触れていた。

(かじっているだけで体系的な勉強ではないので喋れたりするわけではない)

学生時代英語を除外して初めて興味を持ったのは中国語で、実際に長期で留学したのは韓国。

中国語と韓国語に共通して言えることは

学習入口の敷居が高いこと。

・中国語は漢字とピンイン、四声を覚える面倒さ。

・韓国語はまずあの謎の文字。

この2つの言語を勉強したことで、趣味でかじる言語は

まずアルファベットでお願いしますっていう気分だった。


本当だったら流麗なフォルムのペルシャ語や

究極のカワイイ文字、シンハラ語とかをやってみたかったが、脳みその体力的にアルファベット文字の言語、ロシアのキリル文字が自分のやる気の限界だった。

なので趣味としての外国語勉強はまずロシア語スタートだった。

ロシア語ではまずキリル文字。
中学の時の英語の授業で“N”の向きがいつも“И”だっけどっちだっけ?ってなっていたことや、英語の小文字がややこしくて(dとbとか、qとpとかhとnとrとか、みんな似過ぎって思ってた自分には向いていた言語だと思う。(ロシアの小文字は形一緒でサイズが小さいだけ)

まず日本のYouTubeでロシア関連の映像を検索したらかわいい女の子がロシア語をちょっと解説している動画が数個上がっていたのでそこから勉強開始した。

でも、文字の手書きの方法とか1つ1つ詳しくは説明してなかったので、今度はYouTubeに韓国語でロシア語を検索してみた。すると厳しい感じの韓国人女性が塾講師な感じで1つ1つ説明している動画が上がっていた。
文字1つ1つの説明ののち、短いフレーズとかもわりときっちりめに説明してくれていた動画だったのでタダでロシア語学校に行った気分になりながら勉強ができた。

ただ、少しずつ勉強していくうちにロシア語の単語は長いということに気付いた。別に学校でガチガチに勉強するのでもなし、仕事で使うわけでもない。ただ趣味の勉強なので「会話」か「文字」の勉強、どっちか選ぼうと思った。
その結果今のところ、「会話」に重きを置いている。あのロシア語の流麗な雰囲気を出すには程遠いが、ちまちま勉強は続けようと思っている。


中国語は他の記事でも書いたように挫折しまくり。最近もラジオを聴くようにはしている。95%は聴き取れないが、たまに聴き取れるフレーズが出たときの嬉しさがたまらないので中国語に触れることはやめないでいようと思っている。

最近アプリで落としたロゼッタストーンだと漢字なしで中国語の勉強が出来る。漢字だ意味がすぐ分かるが、ピンインだと意味が理解しづらい。でもそれが逆に勉強にはいいんじゃないかと思っている。

絵を見てピンイン(発音)が表記されていて、それを音にして理解していく。これって本来人間が言語を習得する形なのではないか。実際話す場面で漢字など使わないので漢字を覚えるだけ手間だし、漢字覚えてもピンインに4声まで覚えなきゃいけないのがすごく面倒。ならば最初からピンイン&4声だけでいいのでは…

というか、日本以外の例えば英語圏の人とかが中国語を勉強するときってそうやって勉強するんだよな…漢字は後から勉強するんじゃないか?(実際に調べたわけではないので知らないが、少なくとも知り合いはNO漢字で中国語を勉強していた)

ただ、ロゼッタストーンそこまで勉強が進んでないので今のところ不都合はないが、上級になってくると漢字なし学習は難しいのかな?これも追々いろいろ試してみようと思っている。


一時は人並みに英語が出来るようになりたいと思っていた時期もあった。

英語を流暢にしゃべるのを諦めたのは、高校で訪れたオーストラリア。現地の人の英語発音時の顎の使い方を目の当たりにして自分には無理だと思った。

その後、学生時代を経て社会人になり転職で時間が空いたタイミングでアメリカに3週間の語学留学をしたことがあった。社会に出て5年くらい経っていたので学校で習った英語は忘れてたし、一から入門を勉強するという感じで現地の語学学校に入った。

入門クラスのクラスメイトの国籍はUAEとかコロンビアとかだった。みんな入門だけど英語でしか意思疎通できないのでいかに入門単語を駆使しておしゃべりするかが、意外と楽しかった。結局この語学留学で英語力がすごく伸びたわけではなかったが、自分の少ないボキャブラリー中から最適な言葉を瞬時に組み合わせて言葉にするという脳の瞬発力みたいなものと、自分の意思を他人に何としてでも伝える!という度胸が身に付いたと思っている。


どの言語でも短期留学はまたいつか行ってみたいな~と思っている。その理由はその国のいい所しか見えないから。語学がエキスパートになってくるときっとその国の悪いところまで目にすることになる。(実際長期滞在した韓国でそう思った)すると、きっとその国を嫌いになってしまうかもしれない。その一歩手前の好きな状態で滞在を終えたい(すごく贅沢!)。それをいろんな国で繰り返したら好きな国だらけになるんじゃないか。実際、3週間いたアメリカは大好きだし、約1年仕事で滞在した中国もすごく好きだ。

まあ、これは理想だが、留学するのにはお金がたくさんかかるので、できれば仕事で滞在したい。(お金の心配しなくていいので)言語ヲタクみたいな趣味レベルでの語学力でもいろんな国で仕事が出来るいい時代がくるといいなと思っている。



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