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本が好き、その想いだけで書く文章たち。
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#積読

すっかり熟成した”積読候補本”たちを供養しよう #うちの積読を紹介する

面白そうなお題を見つけたので、急遽noteを書くことにした。 「#うちの積読を紹介する」は、読んだ本ではなくて、まだ読んでいない本、これから読もうと思っている本を紹介するところに、いつもと違う面白さがある。 昨年ひとり暮らしを始めたタイミングで、実家にあった本を少しだけ新居に持ってきてはいるが、ほとんどは手放すか、実家に置いてきてしまった。 加えて最近は、図書館を頻繁に利用している(ひとり暮らしの出費スゴい……)。そのため、今新居にある積読本は、実はかなり少ない。 そ

【雑記】本には、読むタイミングがある。

読書が好きになったのは、大学1年生のとき。 通学に電車で往復4時間もかかり、暇すぎて何かやることがないかと探した結果、本を持ち歩くようになった。 私は本を読むスピードが比較的早く、300ページほどの小説であれば、往復4時間のうちに読み終えられてしまう。 そんなわけで、当時はほぼ1日1冊くらいのペースで本を読んでいた。次々と面白い本に出会い、あれよあれよと読書の世界にハマっていった。 それでも時に、「自分には合わないかも?」と思う本と出会うことがあった。 そういう本に

「読みたいのに読みたくない」あの現象について

読みたいのに、読みたくない。 この矛盾した感情を、抱いたことがある方はいらっしゃらないだろうか。 私は2021年から2022年にかけて、小野不由美さんの「十二国記シリーズ」にハマっていた。 これまで読んだことのないタイプのファンタジーに衝撃を受け、独自の世界観にズブズブとハマった。最新刊の『白銀の墟 玄の月』まで、感動と興奮の連続だった。 とにかく面白かった。面白かったのだが、その一方で、「読みたいのに読みたくない」というあの現象に、常に付き纏われてもいた。 「十二

【私と積読】本を積んで、生きていく。

みなさん、こんにちは。 むささびです。 本好きなら誰もが付き合う相棒のような存在、「積読(つんどく)」。 皆さんは、積読をしていますか? そして、積読に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? 今回は、本好きには避けて通れない「積読」をテーマに、少しお話ししようと思います。 改めて、積読とはまずは「積読とは何か」ということについて、改めて考えてみます。 広辞苑で「積ん読」を引いてみると、 とあります(あるんだ)。 「でおく」と「読(ドク)」とをかけた洒落