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佳境、前編

タイトル:

 本好きの下剋上[28巻] 第5部

キーとなる言葉解説:

 お母様:主人公の養母。エーレンフェストの貴族で、身近な人々の恋バナを書籍化して売り捌くという、卓越した趣味を持つ。

 エーレンフェスト:主人公の故郷の領地。どんな領地にも、必ず領主がいる。今のエーレンフェスト領になる前、ココは色々あったっぽい。

 ユルゲンシュミット:エーレンフェストを含めた、魔法を遠慮なく使える地域。神様たちに保護されたエリアの総称。

 王族:ユルゲンシュミットを統治する一族。偉そうなのに、偉そうなだけという一族。

 グリトリスハイト:ユルゲンシュミットを治めるのに必要なアイテム。今ない。

 アーレンスバッハ:エーレンフェストのような領地の一つ。とても大きいのに、権力があって有能な人物が居ないという残念な欠点を持つ。主人公の元保護者の婿入り先(入婿なので権力はほぼ無い)。

 護衛騎士:領主の一族や、王族のガードマンとなる貴族。篤い信頼関係だと、色々と上手くいくらしい。

 本の要点:

 主人公が通っている貴族の学校が始まる(冬期のみ開校)。この学校の所在地は、とても謎深い場所。ユルゲンシュミット第2の蔵書数を誇る図書館があったりする。この図書館は、ウサギ形の魔法ロボット(ネコ形ロボットではない)2体を備えているのに、管理できる人物が居なくて困っている。

 図書館フリークスな主人公は、そんな図書館に情熱&魔力を注ぐも、方向性が若干違ったらしく、本人のあまり意図しない進路へと急かさせる事になる。

 主人公の出身地エーレンフェストに隣接するアーレンスバッハ。ユルゲンシュミット外の勢力が、徐々にその領地を蝕んでいく(残念な領主一族な方々がいるので)。因縁深い領地の緊張感が、徐々に高まってくる。

 そして王族は、、、そこんトコロ、何も気付いてません(いいね!)。

ターゲットとしてる人達:

 異世界転生ネタが好きな方々。
 主人公のお母様を愛でる方々。

心に刺さった内容:

 お前が護衛騎士だったんかーーーー!

読了日:

 2022/1月

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