ある意味、服にうるさい女
今日から十月だというのに、私はサンダルを履いた
季節を先取りしたファッションをするのがおしゃれだと耳にしたことはあるが、知らない
私は粘れるところまでサンダルで粘る
というのも、私は恥ずかしながら服(素材なども含む)に好き嫌いが多い人間だ
例えば
・重くかさばるもの(麻やジーンズ生地)
・締め付け感があるもの(タートルネック・スキニー・きつい下着)
・めんどくさいもの(ボタンが多かったり、紐で縛ってウエストをとめる、すぐに肩から落ちてくるもの、トイレで引きづり事故りそうな裾)
一番怖れているのはストッキングだ
強者だ
奴は、つかみどころがない(失礼)
おなかと股の部分はぎゅっとされているのに、他はゆるゆるだし、伸びにくい強度があるわりに、爪に引っかかるだけで電線するし、暖かいのか寒いのかわからない
最近は膝下のスカートが流行であるため、ストッキングを履かずとも乗りこえられることは増えてきたので助かっている
もちろん、企業様の努力もあり、肌触りがよかったり、切れにくかったりするものも増えては来たが、足の先端を入れた瞬間に、全てのエネルギーを吸い取られる感覚になるのは、なぜだろ
う・・・・・・
下着はシームレスやワイヤーレスというわかりやすい変化が起こり、以前より非常にらくになったが、ストッキングというそもそも無駄をそぎ落としたものにそのレベルの変化を求めるのは酷だとは思う
というか、私の感覚が過敏なだけなのだ
日々、衣装さんを困らせているが、いつも着心地がよく、おしゃれで見栄えの良い服を揃えてくれる
本当に感謝しかない
明日お会いするので、唐突にお礼を伝えてみようと思う
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