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おしゃれ偏差値3


「よく、ノースリーブとかワンピース着てますね」
と言われる

それに、対しての私の返しは「はい、楽なので」
という簡素なもので、本当にそれ以上でも以下でもないので言葉を継ぎ足せず、申し訳ない気持ち

私の服を選ぶ基準は

「ラク」かどうか


これに尽きる

「ラク」にも種類がある

素 材
ごわごわ、ちくちくでないもの
(いやだ!こわい!)


ハイネックや密着しないもの
(本当なら、裸で生きていたい)

重さ
重いとやる気失くす
(コートとかね)

コーディネート
重ね着をする冬は、考えるのを放棄してしまいたい。
暖かければいいじゃないか。でも、社会人としてふさわしい格好をしなければならない。
ああ。めんどくさい毎日。葛藤。

この4点を抑え、合格ポイントを叩き出すのが
ノースリーブワンピースなのさ

さらに、この服は
ラクなのに、見栄えする

謎に伸びた170近い身長を一枚の布で覆うと、ちょっといいとこのお嬢さん風に見えちゃうのさ

だけど、TPOも季節あるため、毎日ノースリーブを着ることもできない

そのため、恐る恐る、某大手洋服通販で、当たり障りのない服を購入する

服屋さんにいくのも、だめだ
キャピキャピしていた時代(私にもあった)は楽しかったけれど、今は試着がめんどくさくて足が伸びない

通販で適当に買うから、何度も失敗する
でも、また必要になったら買う

負のループを繰り返している

もう30歳なのに、服もまともに買えない

だから、衣装さんには感謝しかない
自分でさえなにが正解かわからないのに、他人に仕事として似合う服を着させるというのは、なかなかできないこと

さらに派生して、髪の毛
美容師さんにも感謝をしたい

髪を切ったのも、
これももちろんおしゃれではない

長いの、乾かない鬱陶しい!
ただ、それだけの理由だ
伸ばしていたのにも明確な理由があるわけではないし

こんなに意識が低いのに

いつもいい感じに仕上げてくださってありがたや

しかし、おしゃれ偏差値3の私でも、
最近ワクワクした買い物があった

丸い文字で「泥酔」とでかでか書かれたTシャツを見つけ、即購入したのだ

この夏のうちに、デビューさせることはできるだろうか

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