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セルロイドにこだわるkearnyの新たな世界
blinc vase(青山)にて開催中のkearny 2022 S/Sコレクションのローンチフェアに行ってきました!
kearnyとは
古着や雑貨のショップも経営するデザイナー熊谷氏の、日本でも少なくなったセルロイド眼鏡を絶やしてはいけないという想いからスタートしたkearny。
歴史と文化の交差をコンセプトに掲げ、2013年のブランドスタートからセルロイドを使い続けています。
主にアパレルや雑貨のセレクトショップで展開していて、私は昨年のblincのフェアで初めて掛けたのですが、
ファッションに溶け込むデザインながら良い意味でクセがあり…シーズンテーマもおもしろいので、毎回気になるブランドになっています。
そんなkearnyの新作はアセテート
テーマは「gravel」砂利。
デザイナーが訪れた新潟県佐渡島の海岸でみつけた石!から着想した新作…
なんと!ブランド初のアセテートを使用。
メタル3型、セル3型、チタンとアセテートのモデルです。
石の形や色柄からとったレンズシェイプやカラーリングが、独特な雰囲気を醸し出しています…
メタルは、かわいげのある玉型とマットで柔らかい色みがステキです!
一見黒に見えますが、深いブラウン↑とグリーン↓
佐渡のお茶をイメージしたカラーレンズもオリジナル。
marble stoneにうっとり
そして、注目のオールセルのモデル。
何色とも言い難いカラーの生地ですね…!
実際に石を見せて、タキロンにオーダーしたというオリジナルアセテート…
セルロイドが手に入りにくくなっているとはよく聞きますが、一時期供給が途絶えたことがきっかけとなり、アセテートを使った新作が生まれたそうです。
なかでも、marble stoneと名付けられたこちら。
手に取ったとき、海岸線がぱーっと目の前に広がったんですよね!佐渡島の!笑
(行ったことないのでイメージです笑)
私の最終候補はこの型の2色…
奥のgreen stoneもなかなか良いカラーです。
形は、最近の潮流といえる外径がクラウンでレンズがラウンドぽいシェイプなのですが、石らしい丸みが強く一風変わった仕上がりになっていると思います。
砂利っぽさがある!?飾り鋲も、ナチュラルな風合いでかわいい。
柄の生地は一つ一つ個体差というか…表情が違うので、それを選ぶのもおもしろいです。
佐渡の風を感じながら、しばらく悩み…
海岸から拾い上げたような感覚になるこちらの眼鏡…
をお持ち帰りしました。
(このテンプル!!)
決して押し付けがましくはないけど、しっかり主張のある、楽しいコレクションでした。
機会があればぜひチェックを!
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