2020年シーズンが始まる

今週末にJリーグの2020シーズンがスタートする。昨シーズンは横浜Fマリノスがリーグ優勝、ルヴァンカップを我らが川崎フロンターレ、天皇杯をヴィッセル神戸が獲った。2020年は東京オリンピック・パラリンピックの影響で、とんでもないスケジュールとなっている。これを書いている時点ですでにFUJI XEROX SUPER CUP、ACL(多いところはすでに第2節までを終えている)、ルヴァンカップが始まっているのだ。しかし、裏を返せば、それぞれのチームが実戦を経てリーグ初戦に臨む形になる。つまり、エンジンがかかり始めている&スカウティングも多少される、ということだ。

そんな中で、優勝予想が行われている。

結局は蓋を開けてみないと分からない、というのが上記ニュースの識者も正直なところだろうと思う。

そんな中、私個人的な注目チームを勝手にピックアップしてみよう。

まずは、優勝予想の筆頭に上がってくるだろう、横浜Fマリノス。

去年の勢いを残したまま、今シーズンもスタートを切ることは間違いないだろう。しかもACL2戦を終えて、チーム状態の良さも伺える。懸念されるのは、リーグ戦が始まると超過密日程となるところだ。我らがフロンターレも苦しめられた。フロンターレの場合、ACLでは上手くいかず、他サポから批判されたこともあるが、マリノスは今のところACLはほぼ勝ち抜けが見えているだろう。このままアジアの頂点を狙って欲しいところだが、同時に天皇杯、リーグでの戦いがどうなるかが注目だろう。今年は新型コロナウイルスの影響で色々と不透明な部分も多いのが気になる。

そして、個人的に優勝争いにも絡んでくるんじゃないか、と思うのがヴィッセル神戸。

天皇杯を優勝し、こちらもいい雰囲気で2020シーズンに入っているだろう。ポドルスキ、ウェリントンが抜けて得点力がどうなるか、という部分も古橋や田中といった選手がイニエスタとフィーリングが合ってきている様なので、心配はないか。ただこちらもマリノス同様、ACLとの兼ね合いを乗り越えることが必要となるだろう。

もう1チームは、柏レイソル。

再びJ1のピッチに帰ってきたわけだが、過去にもJ1復帰 → 即優勝、という偉業を達成している。さらに移籍が噂されていたオルンガや中村航輔(現在負傷離脱中)がチームに残留したのは大きいだろう。フロンターレにとっても、難しい相手になるのではないだろうか。

阿部ちゃんが移籍した名古屋も気になるが、やっぱり最後は我らがフロンターレ。ストーブリーグ中は、フロサポからも補強に関して不満の声が散見されたが、今シーズンの初戦、ルヴァンカップの清水戦の結果を見る限り、とりあえずはチーム改革が上手く進んでいる様にも感じられる。(残念ながら試合は見ることができず、ツイッターの実況とハイライトだけでの感想だが)これまでの4-2-3-1から、4-3-3にシフトしたことで、これまでのフロンターレとはまた一味違った攻撃を見せられたようで、5得点は上々の出足だろう。やはり昨シーズンから見てて思ったのは、ハセタツ、ダミアン、脇坂の相性はいいのだろう。ルヴァン決勝ではダミアンと脇坂はことごとくゴールに嫌われ、ヒーローになり損ねたが、今シーズンはたくさんゴールに絡みそうな予感。後半に入って足が止まった時間帯が合ったそうなので、今後はその辺りをどう戦うか(途中で4-2-3-1に戻す)といったことを詰めていくことで、色々な戦い方、色々なメンバーを使うことができるのではないだろうか。

去年はルヴァンカップを獲ったが、やはりリーグ優勝に勝る喜びはない。是非とも優勝して欲しい!!




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