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可視化するべ、の話

さてさて皆さん、こちらをご覧ください。

私が前世探究や、フス戦争の研究をするまでの人生マップのようなやつです。


右手に怪我を負った2017年を起点に、2022年の4月までの大きな出来事を俯瞰図にしてみたのです。

これは、自分の人生を第三者的な視線でみることにもつながり、非常に楽しいものです。
前世占いや歴史探究をしているときは夢中でやっていたので、目の前のことしか見えていませんでしたが、こうして事実を羅列してみるだけでも、ひとつひとつの出来事がちゃんと繋がっていたんだ、というのが分かって面白いですね。

ここ数日のうちに、ご縁あって相互フォローの方が増えました。
その方々の記事をチラッと覗いてみると、「書く」ことに行き詰まりや、苦しさを感じていらっしゃる方がちらほら見受けられました。

おせっかいながら、書くことに関して楽になる方法はないかな、と考えた結果、この「人生の俯瞰図」を思い出したのでございます。

あたくし、文章を書くのは「お料理」をひとさまにお出しするのに通じると思うんです。

心のままに書き殴るのは、素材をそのままお客さんにお出しするようなもの。
新鮮で、とれたての野菜なんかは喜んで食べていただけますが、アク抜きをしないワラビなんかを出されたら、お客さんは困ってしまうざます。

そこで、火を通すなりの調理が必要になるわけなんですが、薄味が好きなお客さんもいるし、濃い味が好きな人もいますし、なによりも料理人のこだわりもございますでしょう。

それらを全て満たそうとすると、作るのが嫌になってしまいますね。

そうならないために、まずは自分の人生を俯瞰してみるのはいかがでしょうか、というのが、今日のお話しです。

私の場合、人には見せないリアルの日記がございます。
これは、心のままに書き殴っても大丈夫なので、思いっきり人の悪口とかを書きます。

あとで読み返してみると、直近のものに関しては「うんうん、そうだそうだ」と共感しながら読むことができるのですが、10年も前の日記となると、「いやー、この時の私は考えが甘いなー、バカだなー、愚かだなー」と、過去の自分の行いに恥ずかしくなったりもします。

私は高校生の頃から日記を書いているので、過去になればなるほど「きゃー!読むんじゃなかった!」と悶え苦しむのでございます。


ともあれ、そのように、たまに自分の人生を俯瞰するのは有意義なことです。
日記は書かずとも、最近の出来事を図面化させることによって、長年の日記と同様の効果が得られる、ような気がしませんか?

年表にしてみても良いかも。
自分のヒストリーをつくるんですよ。

そうすると、自分の悩みの癖やパターンも見えて来ます。
自分が何を書こうとしているのか、書いて何を得ようとしているのかも見えてくる、ような気がしませんか?

「ああ、私は、心の内を誰かに見てもらい、共感が欲しかったんだな」

私の書く理由は、だいたいいつもこれです。

たぶん、それを理解した上で書くから、私は文章を書くのは苦にならないのです。

しかーし!

得意であったはずの「絵」については、描くのがとっても苦しかった!

なぜならば、八方美人の料理人になっていたから!
あと、絵にプライドを持っていたから、自分の描いた作品に対して無反応なのが耐えられなかった!

のです!

絵を描くのが好きなんじゃなくて、描いた絵によってちやほやされるのが好きだったのです。

あー、ちやほやされたい(笑)


こんな姿も、自分の人生を俯瞰して初めて気づいたんですよ。渦中のときは分からなかった。だからすごく苦しかったですよ。

自分の悩みの正体が分かるようになると、心はけっこう楽になるものです。


以上、人生の俯瞰図のススメ、でした。

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