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ながら聴きイヤホン(ambie wireless)に飛びついてみた話。

 音楽が好きで、四六時中、小説読むとき以外は常に音楽かけていたいタイプの人間にとって、オーディオ環境は常に課題であり続けるのだけど、子供と一緒に暮らすようになると、そうそういつも思い通りにかけられるわけでもない。本当は仕事中もズーーーーーーーーーーーっと聴いていたいし、聴いている限り何時間エクセルやパワポをいじっていても苦にならない性分だったりする。(でも最近はお酒が飲みたいという誘惑を我慢できずに切り上げることが増えた。)

 我が家のオーディオ環境は一定の満足感が得られた時点で進化を止めているのだけど、音源は全てApple Losslessでデジタルデータとして管理。LinnのMAJIK DSというデジタルオーディオプレイヤー兼アンプを通じてDavone のRithm(リズム)というスピーカーを鳴らしている。もう、この構成で10年近く使っているから随分コスパの良い組み合わせ。

 こんな感じの一風変わったデザインだけど、本当に良い音なんだよ。気に入ってる。

 で、家にいる間はずっとこれを鳴らしてたいんだけど、テレビ見たーい、とかなるわけですよ。まぁ、そうですよね。そうなると1人でヘッドホン or イヤホンで聴くかってなるんだけど、これまたちょっと不便なのが外界の音、まず聴こえない。呼ばれても、わからないってやつ。

 長らくこの問題への解がなかったのだけど、最近これ良いかもって試してるのがambie wirelessというイヤホン。

 ながら聴きってのがコンセプトで、耳を密閉しない作り。イアーカフみたいな形状で耳に挟むと自分にだけ音が聴こえるという仕組みなんだな。なんか自分にだけBGMが流れている感じで、これつけながら会話するのは全く支障ない感じ。

 最初は会社で試してみたんだけど、そもそも会議だらけだし、夜作業するような時は、本気の音が良いイヤホンつけるから出番がほとんどなし。通勤に関しても、本気のイヤホンつけるから出番なし。ちなみに電車みたいな騒音が大きいところでは全然聴こえないのと、静かな所で音量上げると音漏れするよという欠点あるので使用シーンはよく考えないと使い道ないかも。

 それでもこれイケてると思ったのは、家事しながらするイヤホンとしては最強ということ。料理とか洗濯とか、子供を大人しくさせときながら進めたい時、まぁテレビ見せときゃ子供は黙る。でもそうなると音楽が流せない。密閉型のイヤホンで聴けるけど、それだと子供の様子が聴こえない。これをambieなら解決してくれる。

 ちなみに子連れで出かける時とかも使える。公園で遊びながら、遊ばせながら、BGM鳴ってる感じ。買い物行くときも、BGM鳴ってる感じ。子供と一緒にいるときの声聴こえることって結構重要なんだよねぇ。

 まぁ、そもそもそこまで四六時中、音楽聴きたいと思わないよってのが大半だとは思うのだけど、オーディオブックとか誰かの講演とか今話題のVoicyとか流してても良いわけよ。そう考えると、「ながら聴き」をうまく活用すると生産性めっちゃ上がる可能性あるよね。洗濯物干しながら、畳みながら、風呂掃除しながら、料理しながらインプットできるわけだし。

 そのうちネット上の記事とかRSSフィードも読み上げてくれるのを流し聴くのが当たり前になるかもしれないし、AlexaとかSiriみたいな音声コミュニケーションが進化してくるとパーソナルアシスタント化してくるよね。

 「昨日の売上は?」
 「○○円です。」
 「何が売れてたの?」
 「LEEに掲載されたワンピースがめっちゃ売れてました」

 みたいな部下との会話が全部パソコン相手にしてるかも。とか考えてると「ながら聴き」をどう実現していくかって結構ホットなトピックな気がするんだよなぁ。骨伝導イヤホンとかもまだまだ高いけどどんな感じなのか気になる今日この頃。

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