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ゲーム業界でカナダに移住!

こんにちは、インディプロデューサーのマサオです。
モントリオールは少し肌寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

今回はカナダに移住したゲーム会社に勤めるにはどうすれば出来るかを具体的に話して行きます。
その前に注意書きいくつかあるのでそこから始めます。

その1,私は弁護士やビザ関係のプロではありません。以下の話は自分のビザや知り合いの日本人のビザ経験と弊社で労働許可書を申請した時の経験に基づいて書いています。

その2,以下は良く見かけるパターンです。ビザには沢山の種類があり資格はそれぞれ違います。この記事は私の知ってる範囲で書いてるので本気で移住されたい方はプロにご相談するのをおすすめします。

A.ワークパミットで大手企業から

ゲーム業界は慢性的に人手不足なので現時点で日本のゲーム会社で開発に携わってる人だったらこちらで就職出来る可能性は低くありません。
さらにゲーム業界は政府にも優遇されていて一般的なワークパーミットより簡易的なプロセスで通るビザを発行してもらう事ができます。
(詳しくいうとGlobal Talent Stream Express Entryビザです)
最低条件として3年のプロとしての開発経験があればこちらの企業に就職オファーだけで審査が通ります。
実際にオファーを貰うには英語が仕事が出来る程度にできて5年くらい経験のあり大手開発スタジオで働いてる人だったら結構いけるようなきがします。求人とスキルがマッチしなければいけないのでタイミングと運も関わってきます。

この流れで移住出来れば引越し費用や航空券ビザサポートと全部会社がやってくれるので一番条件が良いパターンです。
カナダのゲーム業界で働いてる日本人の大半はこのタイプです。

B.ワーホリからのワークパミット

ワーホリで現地に来て就活するパターンです。
自腹で引っ越して就活する事になるので上のパターンより覚悟が必要です。
ワーホリの12ヶ月の中でビザサポートしてくれる仕事を見つけてビザ申請する価値があると認識されれば残りは会社が面倒みてくれます。
引越し費用を負担していないぶん採用ラインがAより若干低いですが即戦力になれるだけの能力、履歴がないと無理なんじゃないかなと思われます。
六ヶ月間は学校に行ってもいいので英語を勉強してから就活する人もいます。なにがなんでも移住してやる位の気持ちがないと難しいです。


C.学校からのワークパーミット

カナダのカレッジや大学に留学して卒業すると一定期間有効な就労ビザを取得する事が出来ます。
このビザの期間中にビザサポートのある会社に入社すればあとはそのまま働く事が出来ます。
ゲームの専門学校や、大学のゲーム学科も最近は結構あるので早い段階からカナダに行きたい、カナダでゲーム作りたいという人にはいいんではないでしょうか?
こちらは新卒の現地採用という形なので日本でゲーム開発した実績がなくても就職する事が出来ます。
このパターンのネックは留学時間を有意義に使うのが重要だと思います。
ゲームジャムなどに参加してネットワーキングしながらスキルを上げて、受かりやすい職種で職活すればそれなりの確率で就職できると思います。

私の周りの日本人ゲーム開発勢を見てるとこんな感じだと思います。
やはり一番の問題は、特に現時点でゲーム会社に勤務してる人だと、英語力ですね。面接にしても実際の仕事にしてもコミュニケーションが取れる事が大前提です。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
ご質問、ご意見がございましたぜひコメントかツイッターでおねがいします。

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