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魚の群れを語ったら暗黙のリーダーが友達の姿を借りて超驚きの一言を放った…責任が面白いなんて考えたことねえよ!

割引あり

「今日、俺の友達が(変な話をもって)遊びにくるから」

朝、佐山俊彦は妻の美緒に言った。

「わかった。さっき電話があって、うちのお父さんが大量に釣ったわかさぎを持って、家にくるんだと」

「わかさぎの天ぷらだよな、だよな!」
「はいはい。天ぷらにしておくから。ゆうとも呆れてるよ」

俊彦の息子、ゆうと君は両親をじーっと見つめ、

「お母さん、お父さん、いってきまーす」
「ああ、気をつけてな」

ゆうとはこの前、算数のテストで89点をとった。応用は満点なのに、最初の計算で間違える。変わった息子だと夫婦は思っている。

俊彦は今日も会社で精一杯働いた。部下に仕事を割り振りしながら、様々な書類に目を通し、判断を下す日々。
仕事終わり、北通り広場にて待つこと1分、友人が車に乗って表れた。

「よ、としさん」
「せんちゃん、どもども」

俊彦の友人、せんけん(僕)だ。せんけんは俊彦を車に乗せ、走ること20分。

「さあ、ついた、入ってくれ」
「お邪魔します」

せんけんが頭を下げると、美緒が声をかけた。ゆうとも現れ、頭を下げる。

(とてもいい子だ)
せんけんは思いながら上着をハンガーにかけ、座り、ごはんを平らげた。俊彦は酒を飲みながら、

「俺の息子な、本当にすごいんだよ。魚の群れを観て、哲学を語ってるのよ」
「へええ。どんな哲学よ」

魚はどこに向かって泳ぐのだろうとか、魚が全滅しないよう何を考えているのか、とか。どうだい、せんちゃん」
ちらっと俊彦はゆうとを見た。ゆうとは動画を見ている。

「ゆうと君、すごいじゃないか。小学生でそんな問いをたてるなんて」

ゆうとはだまってうなずいた。

「としさん、魚の群れにつながる話として、今僕、暗黙のリーダーって概念に沿って物事を進めているんだ」

「なんだい、

暗黙のリーダーって?

出典:海中の魚の群れ

僕たちは自分から進んで記事を書いて(情報を発信して)いる。
人様の記事を読みまくっているとき、僕は強引に次の仮説を立てた。

  1. 「自分から進んで(自主的)」という部分が自分以外だとしたら?

  2. 自分以外の存在があなたに「この記事を書きなさい、これを発信しなさい」と指令を送っているとしたら?

  3. 陰であなたに指令を送る存在が「いる」としたら?

指令を送る存在を暗黙のリーダーと置く。

暗黙のリーダーの役割

リーダーはフォロワー(部下)に指令を送る。
例えばnoteにあるジャンル「グレイヘア」を上げる。

リーダーは書き手に伝える。

「今、ここ(例:グレイヘア、勉強と言ったキーワード)に関する情報が少なく、とてもチャンスだから、ここに関する情報を送ってくれ」

フォロワーはリーダーから指令を受けているとは感じず自分から進んで情報を送る。結果、そこに関する情報が満たされる。

「へえ、暗黙のリーダーねえ……想像できないわ。だって俺、自分で考えて取引先の人やお客様、部下にいろいろ伝えているもん」

せんけんはうなずきながら、

普通は[ない]し、こんなことを考える僕は頭がおかしい。そこに[いる/ある]おいたら、物事の捉え方が大きく変わった」

「どう変わったのですか?」
俊彦の妻、美緒がせんけんに尋ねた。

暗黙のリーダーの存在を認めた結果、変わった未来とは?

「例えば、どこに焦点を当てて情報を伝えるかがはっきり変わりました。今までは読み手を特定しているようで、実はあやふやでした。不特定多数であり、多くの人に伝えなければならない!
と思っていたのです。

しかし暗黙のリーダーを置いてからは、リーダーだけを振り向かせればいいので、余計な迷いが消えました。きちんとリーダー像を創らないといけませんが」

「リーダーって作れるの? どうやって?」

せんけんはリーダーの作り方(というより存在を明らかにする手順)を述べた。やり方を聞いた俊彦は、せんけんを指さし、

「せんちゃん、ただのリサーチだ」
せんけんはうなずきながら、サイダーを飲む。

「市場調査に変わりはないけど、意識の在り方が全く変わる。あり方の一つが

暗黙のリーダー"のみ"vs大まかな特定"多数"

リーダー一人をおさえたら、リーダーだけでなくフォロワー(複数)も押し寄せてくるわけ。くわえてリーダーの理念や思考、悩みに近い人たちがどーっとくる。イメージはさっき語った魚の群れよ」

ゆうとは口を開けて「あー」と言った。俊彦はせんけんに右手をかざし、

「魚の群れと言ってもピンとこないな。炎上みたいなもんか?」

「炎上は違う。第一叩かれて信用を落として、承認欲求モンスターとドMくらいしか喜ばないよ」

せんけんは思い出す。間抜けな発言で炎上し、あれこれ言われまくった過去を。

「としさん、非科学的な話になるけどいい?」

プシュッ!
俊彦は缶ビールのプルタブを開けながらうなずいた。

「暗黙のリーダーがフォロワーたちに指令を送って、何かしらの形で僕(書き手)の出す情報に来るのよ。

向こうからすれば"うん、なんか気になるなあ"程度なんだけど、実は気になるから読むのでなく、暗黙のリーダーがその人に"これを読みなさい"指令を送ってるわけ」

「スピリチュアルとか精神世界っぽい」
美緒は手をたたいた。俊彦と違って、美緒は不思議な話が好きだ。

俊彦は今一つわからなかった。
「としさん、一つ出したいものがあるんだ。いいかい?」

暗黙のリーダーを動かした例

僕のnoteは弱小だ。1日あたり訪問数は平均10人程度だ。
いいねの数も1か2あればいいほうだ。
1記事1日あたり最低訪問者は2人

僕はフォロワーを積極的に「いいね」押していない。
フォロワー同士の交流もほとんどない(最近は少し違う)
肩書も〇〇プロデューサーなど優れたものはない。

何より毎日noteを更新してるわけでない

そこらの雑草かつモブだ。それでも……

1日10人以上来るだけでも「すごい」のに、50人を軽く超えてびっくりしたし、フォロワーが僕の記事を紹介してくれたりと、僕でも予想できない展開が起きた。

「なるほど」
俊彦と美緒は同じ言葉をつぶやいた。ゆうとは美緒によりかかっている。

「それってこれっきり?
「いや、その後も。ただその後の後の後は僕がいつも見る数値になった。そこで得られた失敗と気づきは大きかった。

たとえば失敗する時って不安な未来が常にささやいてくるの。失敗を通して今度は別なささやきを自分で創ったのよ」

せんけんは顔が赤くなった。酒を飲む俊彦の赤さと違う。

ほかの人からすると、僕の成果は簡単に出せるし越えると思う。僕にとっては強烈な結果が出た。実例を通し、僕が暗黙のリーダーを通して一番つかんだ嬉しい事実

新しい世界にそって物事を勧めれば、今までにない成果が生じる

世の中を見て、新しい状態を言葉として定義し、定義に基づいていろいろ肉付けして、一つの哲学にしていく。

哲学だけだと空言だから、実際に試して形を残した自分の哲学で成果を出したのが一番うれしいのよ……ってごめん、僕の話ばかりして」

「いや、いいんだよ。お前の目、きらきらしてるの、見てて楽しいから。ところでせんちゃん、

暗黙のリーダーって素人の俺でも今すぐできる?

俊彦はからのコップをテーブルに置いた。

「俺もnoteとかやってて、こういう展開を味わってみたいなあと思ってさ」

できるよ。ただ勉強と同じで試行錯誤は欠かせないからね」

「やればすぐ成功するようなものではないか」
俊彦は腕を組んだ。

「うん、わかった。もう一度知りたい。どうやるんだ」

暗黙のリーダー理論で「できる未来」

僕たち書き手・伝える側意識すべき項目は一つ。

暗黙のリーダーだけに衝撃(情報)を届ける

あなたが出す情報で暗黙のリーダーの心を揺さぶらせる
後はリーダーの仕事だ。リーダーに衝撃が走ったら、リーダーにくわえてフォロワーも流れ込んでくる。

僕たちがやることを簡単に記せば

  1. フォロワーから暗黙のリーダーを抑える~フォロワーの観察からリーダーを見つける。

  2. 暗黙のリーダーを抑えつつ、自分の立ち位置を明らかにする~他とは異なる自分の立ち位置を強く太く明らかにしていく。

  3. 暗黙のリーダーが必ず飛びつく原液作りあなたにしかできない原液(哲学・理念を形にした作品/商品)の作り方。

  4. 原液を薄めながらリーダーに届ける~相手が奮発する記事(情報)の伝え方。

暗黙のリーダーを揺さぶれば、リーダーが衝撃を受けてフォロワーを多数惹きつける。フォロワー惹きつけと言ってもただ僕たちの情報がSNSによって拡散されるのでない。

暗黙のリーダーが持つ「本当の」スゴさ

あなたは今、ここを読んでいる。何かがきっかけで気になり、自主的にここまで読んでいる……ように見えて、

あなたの上にいる存在こと暗黙のリーダーが、あなたに陰から"今すぐ、ここを読みなさい"指令を送っているとしたら?

「何を言っているんだ、こいつは。私は自分の意思で動いているんだよ」思うだろう。

自分の意思と思っていた気持ち・考えが、実は暗黙のリーダーによる指令だったら?

「自分も暗黙のリーダーを刺激させ、すごい世界を作ってみたいなあ……」

思ったら、今すぐ後半を読んでほしい。

後半~実践:暗黙のリーダー調査~

「としさん、まずは相手が何を発信してるかをつかもうか」
「発信ってこれか」

俊彦はnoteを開く。

「noteでもyoutubeでもブログでも何でもいい。まずは堂々と出てるものを一つずつ見ていこうか。
noteだったらnote大学が話題だから、先頭から一つずつ記事を観ていくよ」

せんけんは俊彦のタブレットを借りて、次々記事を開いた。

「人様の記事ってすごい。僕なんかよりもはるかに人を集めているし、いいねももらっている。何より勉強にもなる。いいねえ。ほら、この人の記事展開、わかりやすいね。絵文字とか使って」

「せんけんさんは絵文字を使わないの?」
美緒が尋ねると、

「僕はパソコン作業だから、絵文字変換が面倒くさくて」
「せんちゃん、ここからどうやってリーダーを出すんだい。みんなテーマや意見がバラバラでないか」

俊彦が画面を指さした。ゆうともじーっとタブレットを見つめている。

「フォロワーたちのだす情報・構成・その他をまとめていけばいいよ。みんな当たり前にバラバラであっても、数人は同じテーマになる。ほら、占いとか子育てなど、自分の頭にキーワードを置けば、絞り込みができる」

俊彦は腕を組み、

「なるほど、確かに絞り込んでまとめていけば、大体どういう路線で語っているか見えてくるな」

「でしょ」せんけんはうなずきながら、

「後は似た意見こそが暗黙のリーダーの指令内容よ。
[今、ここが不足しているから、ここに関する情報を送ってくれ]と」

俊彦はうなずいた。
「今一つ実感がわかないが、リーダーの指令内容が分かった。次はリーダーにだけ情報を伝えるんだったな?」

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以降の話は「過去記事の解説~読者から見て最も面白い部分は責任の取り方にあり」
読者は運気を求めている」を語っています。

(続き)

「としさん、ここから先はとことん

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